Apple、Swift 6.2でWebAssemblyの生成を正式サポート。WASI対応でデスクトップやサーバでも実行可能
Appleはオープンソースで開発しているプログラミング言語Swiftの最新版「Swift 6.2」で、WebAssemblyの生成を正式にサポートしたことを発表しました。
これによりSwiftからWebAssemblyをターゲットにしたバイナリを生成できるようになります。
WebAssemblyからシステムAPIにアクセスできるWASI(WebAssembly System Interface)にも対応するため、Webブラウザ上で実行可能なだけでなく、デスクトップやサーバサイドで実行可能なWebAssemblyバイナリを生成可能です。
With Swift 6.2 , you can now target WebAssembly, including WASI support. Get started here: https://t.co/iNMnNgto6D #Wasm pic.twitter.com/2oIdeXBtQA
— Swift Language (@SwiftLang) September 17, 2025
現時点ではmacOS上にSwift 6.2およびツールチェーンをインストールした上で、Swift SDKs for Wasmを用いることでWebAssemblyを生成することができます。
SwiftのWebAssemblyサポートは、WebAssembly版Rubyの開発を担当した齋藤優太氏が関わっていたことを、本人のブログで明かしています。
あわせて読みたい
AWS Toolkit for VS Codeとローカルマシン上でAWSをエミュレートするLocalStackが統合可能に。ローカルでAWS Lambdaの開発やテストが容易に
≪前の記事
クラウドインフラ市場、AWS+Azure+Googleの上位3位で65%に。Canalysによる2025年第2四半期の調査結果