Amazon S3が大幅強化、保存できるオブジェクトサイズが最大の50TBに拡大、バッチ処理速度は10倍速に
Amazon Web Services(AWS)は、日本時間12月3日未明から開催中の年次イベント「AWS re:Invent 2025」で、Amazon S3の最大容量と処理性能の大幅強化を発表しました。
Amazon S3はクラウドサービスの基盤となるオブジェクトストレージです。これまで、1オブジェクト当たりの最大容量は5TBが上限でしたが、今回これが50TBにまで拡大されました。
これにより超高精細な動画ファイルやAI用の学習データセットなどの大容量ファイルであっても分割することなく、直接扱えるようになりました。

また、バケット間でのオブジェクトのコピーやタグ付け、オブジェクトのチェックサム計算など、Amazon S3に関するバッチ処理の処理速度が最大で10倍になりました。
これにより大量のオブジェクトに対する処理であっても、これまでより短時間で終わらせることができるようになります。

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