クラウド時代のLinuxエンジニアにとって欠かせないOSの知識やコマンド群を、どう学ぶか[PR]

2020年5月11日

ITエンジニアとしてシステムの開発や運用などにかかわるとき、OS(オペレーティングシステム)の基本的な知識はあらゆる場面で求められます。そのOSの代表がLinuxでしょう。

クラウドではLinuxが事実上の標準OS

例えば、クラウドを使いこなそうとするとき、Amazon Web Servicesをはじめとするほとんどのクラウドで事実上の標準的なOSとして使われているLinuxの知識は欠かせません。

アプリケーションの開発や運用においても、コマンドラインを使う場合には、それはLinux環境もしくはLinux/Unix環境を模したものであることが一般的です。

いま注目されているDockerコンテナやKubernetesといったコンテナ技術の登場は、Linuxの重要性をさらに高めています。DockerコンテナそのものがLinuxのテクノロジーを基盤として作られたものだからです。

こうしたLinuxの知識や技術について多くのITエンジニアはおそらく、現場で必要となる部分をまず学ぶことで業務を遂行しつつ、必要に応じてそこから知識を広げていく、といったアプローチをとることと思います。

しかし、「必要になった時点で学ぶ」という後追いのアプローチでは、業務への適切な取り組みや、課題に直面した際の建設的な提案や改善案も後追いになりがちです。

できることならば業務上の課題に接した時点で、すでに身に着けているLinuxの技術的な知識を用いた対応や適切な判断ができることが望ましいはずです。

実際にシステム開発の現場で活躍するITエンジニアたちが議論

とはいえ、ひとくちに「Linuxの技術」といっても、その全体を見回すと、プロセス、ストレージ、ネットワーク、ユーザーといったOSを構成する基本技術に加え、多数のコマンドの使い方や運用方法などまで、非常に幅広いものになるでしょう。

この幅広い領域から、現場で役に立ちそうな実践的な部分から順に学び、自分の中で体系的に積み上げていくにはどうすればいいでしょうか。

現場で役立つ実践的なLinux関連の知識とはなにか。これをテーマに100社以上の関係者にヒアリングを行い、さらに実際にシステム開発や運用をしているITエンジニアや、Linuxカーネルの開発に関わっているITエンジニア、Linux関連の教育に関わる関係者など約50人が議論をし、成果をまとめて認定制度としたものがあります。

特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)によって今年2020年4月にリニューアルされたLinux技術者認定制度「LinuC Version 10.0」(リナック バージョンテン)です。

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議論に関わったITエンジニアのなかで、名前が公開可能なメンバーは「LinuCレベル1/レベル2 Version10.0の試験開発に協力いただいた皆さま」のWebページで公開されています。多少Linuxやオープンソースに詳しい読者なら、名前を聞いたことのある方々の名前を見つけることができるのではないでしょうか。

クラウド時代に活躍するITエンジニアが身につけておきたい技術を網羅

最新の認定試験である「LinuC Version 10.0」では、Linuxシステムの操作や運用、システム管理、ネットワーク構築、システム設計などの知識を問うものになっていますが、それ以外にもLinuxエンジニアとして現場で必要な知識をカバーしています。

例えば、クラウドでLinuxを利用する上での前提となる仮想マシンやコンテナについて、システム構築に欠かせないさまざまなオープンソースソフトウェアを活用するうえで知っておきたいオープンソースとその文化について、現実の運用において求められるシステムアーキテクチャを理解するための知識などです。

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また、AnsibleやZabbixといった構成や運用の現場で利用が広がってきたツールも含まれています。

LinuCを運営するLPI-Japanは、さまざまな現場や開発者の意見を反映したLinuC Version 10を、「クラウド時代に活躍する全てのIT技術者が身につけておきたい内容を網羅すべく生まれ変わった」と説明しています。

もう少し具体的にLinuCの内容を見てみましょう。

基礎から高度な内容まで3つに分かれているLinuCのレベル

LinuC Version 10.0は、基礎的な内容から高度な内容まで、全体が3つのレベルに分かれています。

LinuC レベル1は「仮想環境を含むLinuxシステムの基本操作とシステム管理が行える技術者を認定」するものとして策定されています。

  • 仮想マシンとコンテナを含むLinuxサーバーの構築と運用・管理ができる。
  • クラウドのセキュリティを理解し、安全に運用できる。
  • オープンソースの文化を理解し、業務に活用できる。

LinuC レベル2は「仮想環境を含むLinuxのシステム設計、ネットワーク構築において、アーキテクチャに基づいた設計、導入、保守、問題解決ができる技術者を認定」するものとして策定されています。

  • Linuxシステムの設計、構築、監視、トラブルシューティングができる。
  • 仮想マシンやコンテナの仕組みを理解し、その管理と運用ができる。
  • セキュリティとシステムアーキテクチャの基本を理解し、サービスの設計、構築、運用・管理ができる。
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LinuC レベル3は、「高度なLinux技術とOSSを駆使し、堅牢かつ弾力性のあるシステム設計と構築が出来る、今、最も求められるLinuxシステムアーキテクトの能力を確認」できるものとして想定されていますが、Version 10.0へのアップデートに向けた議論がこれから始まる予定で、今年度中には最新の内容へと刷新される予定です。

最新のLinuCに合わせた教材も

こうしたレベル分けはLinuxを学ぼうとしているITエンジニアにとって、どこから手を付け、次に何を学ぶべきなのか、適切な指針となるでしょう。

もちろんLinuC Version 10.0に対応したなど教材として書籍、動画、アプリも次々に登場しています。それぞれのITエンジニアの都合に合わせた柔軟な学習が可能です。

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そして学習の成果は試験によって確認することができます。Webもしくは電話で予約し、全国各地のテストセンターで日時を自由に選択して受験できます。

もちろん試験に合格して認定を得ることは学習の成果として素晴らしいことです。しかしLinuC Version 10.0の目的が現場で役に立つLinux技術者を認定することであるとすれば、学習の成果はそれぞれのITエンジニアが現場で活躍するところにきっと表れるでしょう。

IT資格といえば LinuC | Linux技術者認定試験 リナック | LPI-Japan

(本記事はLPI-Japan提供のタイアップ記事です)

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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