GitHub、npmの買収完了を発表。npmレジストリ基盤とプラットフォームへの投資など強化

2020年4月17日

GitHubは、JavaScriptのパッケージ管理サービスを提供するnpmの買収を3月に発表していましたが、その買収が完了したことが発表されました

これによりnpmは正式にGitHubの一部となりました。

npmはただちに次の分野にフォーカスした作業を開始するとのこと。すなわち、コミュニティとの対話、npmのレジストリ基盤とプラットフォームへの投資、基本的体験の改善です。

  • Engaging with the community
  • Investing in the registry infrastructure and platform.
  • Improving the core experience.

そもそもnpmとはNode Package Managerの略で、Node.jsでJavaScriptのパッケージを管理するソフトウェアおよび、そのソフトウェアと連携したパッケージのレジストリサービス、そしてそれを提供する企業の総称でした。

今回の買収により、企業としてのnpmはなくなりました。npmはGitHub社が提供するレジストリサービスと関連ソフトウェア、ということになります。

npmが提供するレジストリサービスは、Node.js対応のアプリケーション開発で用いるサーバサイド用のJavaScriptパッケージの配布を中心に、Webデザイナーやフロントエンドアプリケーションの開発者が利用するさまざまなJavaScriptパッケージをPCやMacなどのローカルマシン上で管理することにも使われています。

npmのレジストリサービスは、無料で利用できるパブリックレジストリの「npm Free」がよく知られています。しかしそれ以外にもチーム規模のプライベートレジストリに向いている「npm Pro&Teams」、大規模なチームや企業向けの「npm Enterprise」、パッケージの脆弱性を検査する「npm PkgSafe」などの有償サービスも提供されています。

いまやnpmはJavaScriptを用いてアプリケーションを開発する際に欠かせないサービスです。GitHubはマイクロソフトの戦略の通りに、プログラマにとって不可欠なサービス提供者としての地位をますます固ていくことになるでしょう。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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