Javaアプリケーションを自動的にコンテナイメージにビルドするツール「Jib」がバージョン1.0に到達

2019年2月14日

GoogleはJavaアプリケーションを自動的にコンテナイメージにビルドしてくれるツール「Jib」が正式版となるバージョン1.0に到達したことを発表しました

JavaのビルドツールであるMavenもしくはGradleのプラグインとしてJibをインストールすることで、コンテナイメージのビルド環境をあらかじめ用意することも、Dockerfileなどを記述するといった手間をかけることもなく、ビルドプロセスのなかでJibがJavaアプリケーションの構成を読み取り、適切なコンテナイメージを生成し、Dockerコンテナのレジストリへの登録まで自動的に行ってくれます。

jib fig1

これまでJavaアプリケーションをコンテナ化するには、まずはJavaのソースコードからJavaアプリケーションをビルドし、次にDocker環境などを用意してDockerfileを記述し、Dockerイメージを生成するためのビルドを行う、といった手順が必要でした。

Jibを利用することで、こうした作業をMavenやGradleといったビルドツールの中で自動的に行うことが可能になります。

しかもJibは、JavaのビルドツールであるMavenもしくはGradleのプラグインとしてアプリケーションの依存関係や構成ファイルなどの情報を取得し、これをもとにDockerfileを生成するため、開発者はDockerfileの記述からも解放されます。

バージョン1.0では、JavaのWebアプリケーションをパッケージングする形式のWARファイルのコンテナ化にも対応。Kubernetes環境でコンテナのビルドやデプロイなどの自動化ツール「Skaffold」へも対応しました。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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