GraalVM、ついに本番利用可能なバージョン「GraalVM 19.0」登場、JavaやJavaScriptなど多言語対応ランタイム。商用版のGraalVM Enterprise Editionもリリース

2019年5月16日

オラクルは、オープンソースで開発している多言語対応ランタイム「GraalVM」が、本番利用可能な品質に到達した説明。対応する最新バージョン「GraalVM 19.0」をリリースしました。

GraalVMは、JavaをはじめとしてScalaやKotlinなどのいわゆるJavaVM言語を実行可能であることに加え、Node.js/JavaScript、 LLVMのビットコードや、将来的にはRubyやPythonなどにも対応するとしています。

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今回リリースされたGraalVM 19.0では、OpenJDK 1.8.0_212をベースにしたJava 8 SE互換、Node.js v10.15.2ベースのNode.js互換、ECMAScript 2019仕様対応のJavaScriptエンジン搭載に加え、LLVM 6.0.0ビットコードの実行も可能になっています。

さらにアーリーアクセス版の機能として、コードを事前コンパイルしネイティブバイナリ化しておくことでアプリケーションを高速に起動、実行できる「GraalVM Native Image」機能も含まれています。

これはJavaコードからネイティブバイナリを生成し瞬時にJavaアプリを起動可能にするフレームワーク「Quarkus」にも用いられている機能です。

オラクルは商用版「GraalVM Enterprise Edition」を発表

本番利用に耐える品質のGraalVM 19.0がリリースされたのにあわせて、米オラクルは商用版の「GraalVM Enterprise Edition」のリリースを発表しました(非商用版を明示的に指す場合には「GraalVM Community Edition」と呼ぶようです)。

GraalVM Enterprise Editionではコンパイラに最適化処理が追加されており、アプリケーションの実行性能が20%程度向上。さらにセキュリティ機能も強化されています。

GraalVM Enterprise Editionは評価目的であればOracle Technology Networkから無料で入手可能。また、Oracle Cloud上であれば無料で使えるとのことです。

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