Java EEに代わる新名称が「Jakarta EE」に決定

2018年3月5日

Eclipse Foundationが策定していたJava EEに代わる新名称が「Jakarta EE」に決まりました。Eclipse FoundationのエグゼクティブディレクターMike Milinkovich氏のブログ「Life at Eclipse」に投稿された記事「And the Name Is…」で明らかにされました。

新名称は、コミュニティから公募した多数の名称のなかから最終候補として「Jakarta EE」と「Enterprise Profile」の2つが選ばれ、決選投票が2月23日まで行われていました。

新名称の選定にあたっては、「Java」という名称がオラクルの登録商標であるために「Java」で始まらないこと、またEclipse Foundationのトレードマークガイドラインに沿って、性的、人種差別的、あるいは問題を引き起こしそうな名称でなないこと、などの条件がありました。

投票結果によると、全投票者6959人のうち64.4%が「Jakarta EE」へ投票したとされています。「Jakarta」は、以前Apache Software Foundationが運営していたJava関連のプロジェクト名でした。このプロジェクトからAntやStruts、Tomcat、Luceneなど多くのソフトウェアが登場しました。

これによりJava EEがJakarta EEに代わるほか、以下のような名称変更も行われます。

Java EE --> Jakarta EE
Glassfish --> Eclipse Glassfish
Java Community Process(JCP)
--> Eclipse EE.next Working Group(EE.next)
Oracle development management
--> Eclipse Enterprise for Java(EE4J)Project Management Committee(PMC)

つまり、Eclipse Foundationの「Eclipse Enterprise for Java」(EE4J)プロジェクトによって運営されるEclipse EE.next Working Groupによって開発されるエンタープライズ向けJavaフレームワークの仕様が「Jakarta EE」である、ということになるようです。

また、「Java Community Process」(JCP)については引き続きJava SEやJava MEのJCPが存続するため、Jakara EEに関するJCPの新名称として「Eclipse EE.next Working Group」が使われる、ということになります。

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly


関連タグ Java / プログラミング言語 / Eclipse / Jakarta EE / Java EE



タグクラウド(β版)

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed


最新記事10本