インテル、SSDの新フォームファクタ「Ruler」発表。ラックマウントサーバに最適化された、定規のように細長い形状
インテルは、データセンター向けサーバの新しいストレージフォームファクタである「Ruler」を発表しました。
Rulerはラックマウント型の1Uサーバに最適化された定規のように細長い形状を備え、下図のように高密度でサーバに搭載可能になっています。
RulerはHDD時代から続くフォームファクタからSSD時代への移行
インテルはRulerによる新しいフォームファクタの登場を、HDD時代から続いてきたレガシーな2.5インチや3.5インチのフォームファクタから、SSD時代にふさわしい新しいフォームファクタへの移行であるとしています。
下記はプレスリリースからの引用です。
The new “ruler” form factor, so-called for its long, skinny shape, shifts storage from the legacy 2.5-inch and 3.5-inch form factors that follow traditional hard disk drives, and the add-in card form factor, which takes advantage of PCIe card slots, and delivers on the promise of non-volatile storage technologies to eliminate constraints on shape and size.
新しい「Ruler」フォームファクタは細長い外形を備え、伝統的なハードディスクドライブの時代から続いたレガシーな2.5インチや3.5インチのフォームファクタからの移行するものだ。
このアドインカード型のフォームファクタは、PCIeカードスロットを活用でき、不揮発性ストレージテクノロジーの提供について、形状や大きさとからくる制限を取り除くことになる。
Rulerは、最大で1ペタバイトの容量を搭載可能なSSDの「Intel SSD DC P4500シリーズ」として年内に製品化が予定されています。
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