わずか2台のサーバでミニ・ハイパーコンバージドインフラ構成を実現。クロスケーブルで2台を直結、vSPhereとvSANを利用。Dell EMCから

2017年3月29日

サーバを複数台束ねることでスケールアウト可能なシステムを実現する「ハイパーコンバージドインフラストラクチャ」は、シンプルかつ迅速な仮想化基盤として注目されています。

一般にハイパーコンバージドインフラは最低3台のサーバ(3ノード)で構成されますが、Dell EMCから、わずか2ノードでミニ・ハイパーコンバージドインフラを構成する面白いシステムが登場しました

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システム構成は2台のノードをクロスケーブルで直結、VMwareのvSphereによる仮想化ハイパーバイザとvSANによる仮想ストレージを実現しています。これはvSAN 6.5から2ノード構成による仮想ストレージが可能になったことから実現できた構成です。

システムを止めずにノード間で仮想マシンを移動するvMotion、障害時のノード間でのフェイルオーバー、ディスク障害時のデータ保護と自動復旧機能など、基本的な仮想化基盤の機能が利用可能。

サーバが2台で、しかもケーブル直結のためノードの接続にスイッチやルータといったネットワーク機器が不要でシステム価格も安くなります(ただし管理用にもう一台サーバを用意すると3台構成になります)。

2台だからできるケーブル直結構成のシステムであるため、これを3ノード、4ノードへと増やしていくにはいったんシステムを再構築する必要があり、スケールアウトの柔軟性はそれほど期待できないようですが、小規模で可用性が求められるシステムや管理者が手薄な現場でのシステムなどに向いているのではないでしょうか。

Dell EMCによると、これは国内市場向けに2ノードで分りやすくパッケージした国内独自の製品展開だそうです。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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