「Apache HBase」がバージョン1.0に到達、開発開始から7年で

2015年3月2日

GoogleのBigTableを参考にオープンソースで開発されたHBaseは、HadoopのファイルシステムであるHDFS上に構築されたキーバリューストア型のデータベース。高いスケーラビリティや柔軟なテーブル構造、自動シャーディングやフェイルオーバー機能などを特長とします。

そのHBaseがバージョン1.0に到達したことが、The Apache Software Foundation Blogにポストされた記事「The Apache Software Foundation Announces Apache™ HBase™ v1.0」で発表されました。

The Apache Software Foundation Announces Apache™ HBase™ v1.0 : The Apache Software Foundation Blog

1.0で行われた改善点や新機能として以下が上げられています。

  • スケーラビリティを犠牲にせず、性能を向上
  • 将来性を踏まえての新APIの追加やクライアントAPIの再構成
  • タイムラインコンシストリージョンレプリカを用いた読み取りの可用性向上
  • オンラインでのコンフィグレーション変更
  • ユーザビリティの改善、ドキュメントの改善

バージョン1.0の到達にあたり、Apache HBaseのバイスプレジデント Michael Stackは次のような声明をブログで発しています。

Apache HBase v1.0 marks a major milestone in the project's development,(略)It is a monumental moment that the army of contributors who have made this possible should all be proud of.

Apache HBase v1.0の到達は、開発プロジェクトにとって大きなマイルストーンだ。これは記念すべき瞬間であり、関わったすべての貢献者が誇りに思うべきでしょう。

Apache HBaseは開発開始から約7年。1500もの大きな更新を繰り返してきたと説明されています。ビッグデータというキーワードが広く使われ、現実に大量のデータ処理のニーズが高まっている中で、HBaseの重要性もこれまで以上に高まっていくでしょう。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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