ストレージ大手NetAppも、ついにフルフラッシュのストレージアレイ参入。2014年にフラッシュ製品群「FlashRay」リリース予定

2013年2月22日

フラッシュストレージ市場はこれまで、新興企業の製品群が次々に登場するという状況でした。国内市場を見ても、サーバサイドフラッシュのFusion-ioを筆頭に、ストレージアレイのPure StorageやViolin Memoryなどが最近では参入しています。

そうした中で、大手ストレージベンダの一角を占めるNetAppが、ついにフルフラッシュストレージアレイの製品「EF540」を発表、国内での販売を開始しました。

大手ベンダがフルフラッシュストレージを提供するのは国内外で実質的にこれが初めてといえ、エンタープライズにおけるフラッシュストレージ市場が本格的に動き出しました。

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EF540の特徴は、30万IOPS以上のトランザクション性能と1ミリ秒以下のレイテンシ。同社の資料によると、これは1万5000回転/秒のハードディスクドライブにして1000本分以上の能力を持ちながら、必要なラックスペース、電力、冷却コストは5%。

フルフラッシュのストレージアレイがいかに破壊的な性能かが分かります。

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EF540は800GBのSSDを搭載し、物理容量は9.6TBもしくは19.2TB。インターフェイスは8Gb FC、6Gb SAS、10Gb iSCSI、40Gb InfiniBand。価格は2054万円から。

NetApp、EMCと大手がフルフラッシュ製品を相次いで投入予定

今回の発表と合わせて、NetAppは新しいフルフラッシュストレージのラインナップ「FlashRay」も発表しました。

FlashRayはオールフラッシュストレージ専用のアーキテクチャを採用した製品群と説明されており、今年中にベータ版の製品が提供され、来年に正式出荷が行われる予定です。

ストレージ大手のEMCも、すでにフルフラッシュ製品群としてフルフラッシュアレイの「Project X」や「Thunder」などを発表しており、これも今年から来年にかけて次々に登場してくると見込まれています。

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これまで新興企業がリードしていたフラッシュストレージ市場に、ついに大手ベンダが参入してくることで、今年から来年にかけてストレージ市場は新製品の投入やそれに関連した新技術の発表などが期待され、さらに活発化してくることでしょう。

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Junichi Niino(jniino)
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