Firefox 4.0の計画が発表。Direct2Dで高速描画、マルチタッチ、64ビット対応。来月にはβ版が登場か

2010年5月12日

Webブラウザの進化はふたたびペースを上げているようです。モジラのFirefox開発総責任者であるMike Beltzner氏が、Firefox 4.0の計画をブログで明らかにしました。昨年10月の段階ではFirefox 3.7が今年後半、そして4.0が来年前半という見通しでしたが、半年ほど前倒しになったようです。IE9の登場に刺激を受けたのかもしれません。

シンプルなユーザーインターフェイスへ

Firefox 4.0ではユーザーインターフェイスが新しくシンプルになる予定です。

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また、Webアプリケーションにナビゲーションが省略された専用タブが用意され、、よく使うWebアプリケーションをこのタブに置き換えることができます。利便性のために1クリックでサインインできる機能も用意されるほか、Webサイトごとの細かい設定も可能で、より便利にWebアプリケーションが使えるようになるとのこと。

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そのほか、主な特徴は以下です。注目したいのは、Direct2D対応による高速な描画。Internet Explorer 9でも予定されている機能ですから、IE9に負けないという感じが伝わってきます。

  • アドオンの追加でリブート不要に
  • Jetpackベースのアドオンでは別プロセスで実行
  • Direct2D対応による高速な描画
  • 64ビット対応
  • マルチタッチ対応
  • ユーザーデータの保存と共有のためのFirefox Sync

最新のWeb標準にも対応するとしています。

  • HTML5対応パーサ
  • WebSocket対応
  • CSS3対応
  • IndexedDB対応

開発者向けの機能も追加されます。

  • Remote JavaScript Debugger
  • Web Console
  • Web Inspector
  • New Profile Manager
  • Memory Diagnostic Tools

もちろんこれらはすべて計画であり、変更される可能性があるとされています。Firefox 4.0は6月に最初のβ版、8月にAPIの仕様確定、計画通りに行けば11月頃には正式版の登場の予定です。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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