Amazon、クラウドIDEを提供する「Cloud9」買収。AWSが統合開発環境をSaaSとして提供する布石か

2016年7月15日

Webブラウザから使える統合開発環境、いわゆるクラウドIDEを提供するCloud9は、Amazon.comに買収されたと発表しました

We will be joining the Amazon Web Services family, and we're looking forward to working together on terrific customer offerings for the future.

私たちはAmazon Web Servicesファミリーに合流する予定です。私たちはすばらしいお客様の未来に向けてともに働けることをとても楽しみにしています。
(Cloud9のブログ「Great News!」から引用)

fig Cloud9の画面の例

Cloud9はクラウドIDEを提供しているベンダ。同名のサービスである「Cloud9」では、Ruby on Rails、Node.js、PHP、C++、HTML5、Python、Goなど40以上の言語に対応し、開発環境をすぐに構築できるテンプレートがあらかじめ用意されているほか、Linux上に独自の環境をユーザーが構築することも可能。

すべての開発環境はUbuntu上のDockerコンテナ上に構築され、Webブラウザからのプレビューやターミナルからの操作なども可能です。

IDEとしてはWebブラウザ上でVim、Emacs、Sublimeなどのエディタとの互換モード、キー割当ての変更、コード補完、Node.js/JavaScript対応のデバッガ、ターミナル機能、イメージエディタなどを備えています。

Amazonによる買収後もCloud9は現状のままビジネスを継続。Cloud9のエディタとしてオープンソースで開発されているJavaScript製のエディタ「Ace」の開発も継続されるとのこと。

AmazonによるCloud9の買収は、いつかAmazon Web ServicesのSaaSとして統合開発環境が提供される布石となるのでしょうか。

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カテゴリ 開発ツール / 言語 / プログラミング
タグ  AWS , SaaS , 開発ツール


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