ネットワーク仮想化を実現するVXLANがIETFのRFC7348として公開

2014年8月28日

ネットワーク仮想化を実現する技術の1つであるVXLANが、インターネットの標準化団体であるIETFのRFC7348として公開されました。カテゴリは、インターネット全体に広く公知することが望ましいと判断された情報に与えられる「Informational」となっています。

www.rfc-editor.org/rfc/rfc7348.txt

ネットワーク仮想化を実現するVXLAN

VXLANは、VMware、シスコシステムズなどが中心となってIETFで規格化を目指していたプロトコルです。レイヤ2のイーサネットフレームをカプセル化して、レイヤ3のIPネットワーク上に論理的なL2ネットワークを構築できる、いわゆるネットワーク仮想化を実現するプロトコルです。

データセンターなどでは、VLANの上限値である4096を超えて多数のVLANを設定したいケースが数多く発生します。例えば、1つのデータセンターに多数のお客様のシステムを収容する場合、システムごとにVLANを用いてセキュアなネットワーク環境を構築したくなります。しかし既存のVLANでは4096の上限を超えることができませんでした。

VXLANでは、理論的には仮想ネットワーク上に約1677万ものVLANが設定できるようになっています。大規模化するクラウド用データセンターなどでの利用が想定されています。

VXLANはすでにシスコやVMwareの製品などで実装が進んでおり、利用も始まっています。今回、RFCとして公開されたことにより、より高い相互運用性が期待できるようになるのではないでしょうか。

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タグ : VXLAN , 仮想化



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