Pythonで環境に依存しないポータブルなCI/CDを記述可能に。「Dagger Python SDK」リリース

2022年11月15日

Daggerは、ビルド/テスト/デプロイの一連のCI/CDパイプラインを、どの環境にも依存することなく、ローカルPCやサーバ、GitHubやCircleCIなどの主要なCI/CDサービスなどでポータブルに実行可能にするソフトウェアです。

そのDaggerによるCI/CDパイプラインの定義をPythonで記述できる「Dagger Python SDK」がリリースされました。

Daggerが発表された時点ではCI/CDパイプラインの定義に、Googleが開発した設定記述向けのプログラミング言語であるCUE言語が採用されていました。

参考:Docker創始者らが開発、ビルド/テスト/デプロイの自動化をポータブルにするツール「Dagger」登場。そのままローカルでもGitHubでもCircleCIでも実行可能に

その後、先月(2022年10月)にはGo言語でもCI/CDパイプラインが定義できるようになりました。

参考:Go言語でポータブルなCI/CDパイプラインが定義可能に。「Dagger」がGo SDKを発表

そして今回、Go言語に続いてPythonでも定義できるようになったわけです。

例えば、プログラマが普段使い慣れている言語やエディタでCI/CDパイプラインを定義し、ローカルPCで動作を試した後、GitHubやCircleCIへ展開するといったこともできるため、より効率的に開発環境が構築できるようになることが期待されます。

Tags: CI/CD DevOps プログラミング言語 Python

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Junichi Niino(jniino)
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