Visual Studio Codeが正式にRaspberry Piに対応。Notebook内のMarkdownレンダリングを強化、絵文字やKaTexによる複雑な数式など拡張可能に

2021年4月2日

マイクロソフトは、オープンソースで開発されているコードエディタ「Visual Studio Code」の2021年3月版(March 2021)リリースを公開しました。

March 2021では、Raspberry Piサポートが正式版となりました。より多様なハードウェア環境でVisual Studio Codeが使えるようになります。

スクリーンリーダーではマルチカーソル機能をサポート。新たにカーソルが追加されるとカーソルの位置をアナウンスします。また、スクリーンリーダーのSay Allコマンドで読み上げる行数がこれまでの最大100行から1000行に拡大。

ターミナル機能ではプロファイルがサポートされ、ターミナルのドロップダウンメニューから選択できるようになりました。プロファイルではWSLプロファイルの自動検知機能が含まれており、WSLのプロファイルも自動的にメニューに表示されるようになっています(この機能はオフにできるとのこと)。

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JavaScriptのデバッグにおいて、シンボリックリンクを用いたNode.jsのプログラムをデバッグする場合にはそのためのフラグの設定が必要でしたが、本バージョンではシンボリックリンクに伴うデバッグ時の状況を自動的に判別するようになり、フラグが不要になりました。

ブレークポイントのインラインメニューも改善され、操作性が高まっています。

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プレビュー機能として、NotebookでのMarkdownレンダリング機能の強化が行われ、性能と安定性が改善されています。さらにレンダリング機能は拡張できるようになっており、設定を変更することで「:emoji:」やKaTeXの「$math$」による数式などをMarkdownのなかで記述できるようになります。

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そのほかの機能および詳細はリリースノート「March 2021 (version 1.55)」をご覧ください。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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