マネージドなNFSサーバの「Amazon EFS」の新機能、自動階層化に対応した「Amazon EFS Intelligent-Tiering 」登場

2021年9月14日

Amazon Web Servicesは、Amazon EFSの新機能として自動階層化に対応した「Amazon EFS Intelligent-Tiering 」を発表しました

Amazon EFSは、Amazon EC2などで構築したサーバからNFSでマウントして利用できるサービスです。あらかじめ容量を決めてプロビジョニングする必要がなく、保存するファイルの大きさに対して自動的にキャパシティが増減していくのが大きな特長です。

しかも、数千もの同時接続に対応するスケーラビリティを備えているなど、エンタープライズ向けのストレージとして人気のサービスです。

Amazon EFSにはデフォルトで利用できる標準ストレージのほかに、低頻度のアクセスしかないファイルをより低価格で保存できる「Infrequent Access Storage Class」(IAストレージクラス)が用意されています。

IAストレージクラスは、あらかじめ指定した期間、例えば7日間や30日間、90日間などのあいだアクセスがなかったファイルを自動的に標準ストレージからIAストレージクラスに移動する機能を備えています。

ただしIAストレージクラスに移動されたファイルに対してアクセスが発生した場合、アクセスごとに料金が発生します。

そのため、データアクセスパターンが変化してIAストレージクラスへのアクセスが増えてしまうと、予期しないコストが発生してしまいます。

今回発表された「Amazon EFS Intelligent-Tiering 」は、この標準ストレージとIAストレージのあいだのファイルの移動を、よりインテリジェントに行うことで、コストと性能の最適化がはかれるという機能です。

指定していた期間アクセスされないファイルを標準ストレージからIAストレージに移動。その後IAストレージに保存したファイルへのアクセスが発生した場合、そのファイルを自動的に標準ストレージに移動させ、一定期間アクセスがなければまたIAストレージに戻してくれます。

これによりAmazon EFSを利用した場合のコスト最適化がはかれるようになるとのことです。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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