GitHubのNat Friedman CEOが退任を発表、マイクロソフト買収後のGitHubを支えたCEO

2021年11月8日

GitHubのNat Friedman CEOが退任を発表しました。11月15日には新CEOとなるThomas Dohmke氏にポジションを譲り、以後の肩書きは名誉会長(Chairman Emeritus)になるとのことです。

Friedman氏は退任を発表したブログ「Thank you, GitHub」で、「I’ve decided it’s time for me to go back to my startup roots.」(原点であるスタートアップへ戻ることを決心した)とし、今後はスタートアップへの投資や支援をしていくことを表明しています。

Nat Friedman氏は、モバイルデバイス向けのアプリケーションフレームワークを提供するXamarin社の協同創業者。同社は2011年に創業、2016年にマイクロソフトに買収されました。

マイクロソフトが2018年にGitHubを買収すると、Nat Friedman氏はオープンソースに対する経験や知識を持つ人物として、GitHubのCEOに就任します。

参考:マイクロソフトによるGitHubの買収手続きが完了、新CEOはXamarin創業者のNat Friedman氏。GitHub共同創業者のChris Wanstrath氏は退任

Nat Friedman氏がCEOに就任した後のGitHubは、独立性を維持しつつもマイクロソフトとの協力の下で、GitHubをソースコード管理サービスからCI/CDのプラットフォームへと進化させるGitHub Actionsや、Visual Studio CodeをGitHubに統合したGitHub Codespacesなど、注目度の高い新サービスを次々に投入。GitHubの成長を牽引してきました。

Nat Friedman氏の後任となる新CEOには、現Chief Product OfficerのThomas Dohmke氏が就任します。

Thomas Dohmke氏は就任の挨拶を示したブログ「Building the next phase of GitHub, together」で、引き続きGitHubは独立した運営を続けることを次のように強調しました。

And of course, we will continue to operate independently as a community, platform, and business. This means that GitHub will retain its developer-first values, distinctive spirit, and open extensibility. We will always support developers in their choice of any language, license, tool, platform, or cloud.

もちろん、コミュニティとして、プラットフォームとして、ビジネスとして、GitHubは独立した運営を続けていきます。すなわちGitHubは、デベロッパーファーストの価値観、独自のスピリット、そしてオープンな拡張性を維持します。私たちは、開発者がどのような言語、ライセンス、ツール、プラットフォーム、クラウドを選択しても、常にサポートしていきます。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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