国内サーバ市場2018年第3四半期、シェア1位は富士通、2位NEC、3位HPE。x86サーバは2桁成長、メインフレームは2桁マイナス。IDC Japan

2019年1月9日

調査会社のIDC Japanは、2018年第3四半期におけるx86サーバやRISCサーバ、メインフレームなどを総合した国内サーバ市場の調査結果を発表しました

同社によると、シェア1位は富士通。メインフレームはマイナス成長だったものの文教向けや通信、官公庁向けのx86サーバが2桁のプラス成長などでした。

2位はNEC。RISCサーバやオフコンなどが分類される「その他のサーバー」において官公庁向けの大型案件などで3桁のプラス成長。

3位は、日本ヒューレット・パッカード(HPE)。Itaniumサーバなどが分類される「その他のサーバー」は2桁のマイナス成長でしたが、x86サーバーでは通信やサービス業向けの大口案件などがありプラス成長だったとのこと。

fig 2018年第3四半期 国内サーバー市場カンパ二―シェア【売上額】(※端数処理[四捨五入]の影響により合計値の末尾が一致しません) Source: IDC Quarterly Server Tracker, 2018Q3. Share by Company

2018年第3四半期の国内サーバー市場全体の売上額は1378億円で、前年同期から14.5%増加。出荷台数は14万6千台で、前年同期から8.7%増加しました。

x86サーバーは、売上額が前年同期比26.8%増の1,171億円。その他のサーバーは、売上額が前年同期比17.5%増の112億円。メインフレームは、売上額が前年同期比48.5%減の95億円でした。

Tags: サーバ ハードウェア 業界動向

このエントリーをはてなブックマークに追加
ツイート
follow us in feedly





タグクラウド

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本