GoogleがフルマネージドなRedis、「Cloud Memorystore」をGoogle Cloud Platformで提供

2018年5月1日


GoogleはNoSQLのインメモリデータベースとして知られるRedisをベースとしたマネージドサービス「Cloud Memorystore」のベータ提供を5月9日から開始すると発表しました

Cloud Memorystore

RedisはNoSQLのインメモリデータベースもしくは分散インメモリキャッシュなどとして利用されるオープンソースのソフトウェアです。

その名の通り基本的にすべてのデータがメモリ上に保持されるため、データの書き込み、読み出しなどの処理が非常に高速に実行できるだけでなく、複数のインスタンスを組み合わせて分散処理させることができるため、処理するデータの大きさや負荷に合わせてスケールさせることもができることも大きな特徴です。

そのため、リアルタイムに近い高速な反応が要求されるアプリケーションのバックエンドやキャッシュなどとして利用されています。

インスタンスは最大300GB、12Gbpsのスループットまでサポート

今回Googleが発表したCloud Memorystoreは、このRedisをフルマネージドサービスとして提供するもの。

ユーザーはRedisの機能やAPI、接続のためのプロトコルなどはもちろんそのまま利用できる一方、Redisを実行するサーバのプロビジョニングや設定、運用、監視などの運用に関わる作業はすべてGoogle Cloudが受け持ってくれます。

Cloud Memorystoreでは、同時に2つのゾーンでRedisのインスタンスが実行されてレプリケーションが行われます。万が一異常終了した場合には自動的にフェイルオーバーを行うなどにより、99.9%のSLAを実現する見通しです。

また、Cloud MemorystoreのIPアドレスはプライベートアドレスを用いてインターネットから分離されており、さらにIAMを用いたロールベースのアクセスコントロールを行うことでセキュアな運用が実現されます。

With Cloud Memorystore for Redis, you can easily achieve the sub-millisecond latency and throughput your applications need. Start with the lowest tier and smallest size, and then grow your Redis instance effortlessly with minimal impact to application availability. Cloud Memorystore can support instances up to 300 GB and network throughput of 12 Gbps.

Cloud Memorystore for Redisによって、ミリ秒以下のレイテンシとアプリケーションで必要とされるスループットを簡単に手に入れることができます。安価な最小サイズからスタートし、アプリケーションの可用性には最小限の影響で簡単にRedisのインスタンスを拡大していくことができます。Cloud Memorystoreは最大300GB、12Gbpsのスループットまでサポートしています。
(「Fully-managed in-memory data store service  |  Google Cloud」から)

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly


≫次の記事
Go言語がスピード感あふれる新ロゴを発表。マスコットキャラクターのGopherくんは存続

≪前の記事
クラウドネイティブなJavaの実現にフォーカス、「Jakarta EE」をEclipse Foundationが正式にスタート


カテゴリ



Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed



新着記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig