Google Cloud Platform、コンテナネイティブなロードバランスを可能に。従来のVM単位を改善

2018年10月16日

Googleは、Google Cloud Platformにおいてコンテナネイティブなロードバランスを可能にしたと発表しました

これまで行われていた仮想マシン単位でのロードバランスと比較して、コンテナ単位でより効率の良い分散処理が可能になります。

fig 図上が従来のロードバランサーで、仮想マシン内のiptablesが使われていた。図下は新しいコンテナネイティブなロードバランサーで、ロードバランサーが直接コンテナを認識しトラフィックを分散する

コンテナネイティブなロードバンランスは、Google Cloud Platformで稼働しているKubernetesのIngressコントローラに新しくNetwork Endpoint Groups(NEG)と呼ばれるレイヤが組み込まれたことで実現されました。

NEGはHTTPやTCP、SSLのプロキシとしてバックエンドのIPアドレスとポートを指定できるため、仮想マシン内のコンテナ単位でトラフィックを分散できると説明されています。

コンテナネイティブなロードバランスによってロードバランサーがコンテナのヘルスチェック情報を把握できるようになりました。

そのおかげで、これまではロードバランサーがコンテナの状態を把握せずに仮想マシン内のコンテナへランダムにトラフィックを転送していた仕組みから、エンドポイントグループに属するコンテナのなかで正常に動作しているコンテナに対して、あらかじめ決められたアルゴリズムによってトラフィックを転送する仕組みとなりました。

またトラフィックのホップもノードの中継を介さずに直接ロードバランサーからコンテナへと送られるようになり、効率的になっているとともに、問題が発生したときのトラブルシュートも容易になるとされています。

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2019年10月に正式機能となることが発表されました。

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