Google、ビッグデータ処理基盤の「Cloud Dataflow」を正式サービスとして公開。エクサバイトまでスケール可能

2015年8月19日

Googleは、ビッグデータ処理のためのサービス「Cloud Dataflow」を正式版として公開すると8月12日に発表しました

Cloud DataflowはGoogle Cloud Platformで提供されるフルマネージドのクラウドサービスで、エクサバイトのスケールまで対応。大量のデータの取得、変換、分析、分類などの一連の処理を、リアルタイムに処理するストリーム処理、逐次的に処理するバッチ処理のどちらでも同一のプログラミングモデルで記述し処理できるのが特長です。

fig

Cloud Dataflowは昨年の6月に開催されたイベント「Google I/O 2014」ではじめて発表されました。その時点でGoogle社内ではすでにMapReduceを大規模データ処理には使っておらず、Cloud Dataflowを用いていることも明らかにされています。

fig2014年6月に開催されたGoogle I/OでのCloud Dataflowの発表の様子

Cloud Dataflowの発表を行ったGoogleのシニアバイスプレジデントUrs Hölzle氏は、Cloud Dataflowを使うことでスケーラビリティや並列性をプログラマが心配する必要はない、と説明しています。

あわせて読みたい

Google Cloud 機械学習・AI Google ビッグデータ




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本