マイクロソフト、SQL ServerとPCIeフラッシュドライブを組み合わせた「SQL Server SSD Appliance」の事例を発表。性能10倍に

2012年11月20日

Fusion-ioに代表される、PCIeに接続するサーバ内蔵型の超高速なフラッシュドライブの登場で、もっとも大きな性能向上を期待されるのがデータベースでしょう。オラクルはこの技術を自社製品に搭載し、新製品「Exadata X3」を発表しています。

SQL Serverを提供するマイクロソフトも、SQL Serverとフラッシュドライブを搭載したハードウェアをあらかじめ組み合わせた「SQL Server 2012 SSD Appliance」をハードウェアベンダとの協業によって発表しています。現在提供されているのは、日本HPとデル、日本ユニシスの3ベンダから。

3種類のSQL Server 2012 SSD Appliance

日本HPからは、「ProLiant DL980 G7」と、最大10TBフラッシュメモリを搭載したドライブ「VMA 3200」の組み合わせ。

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デルからは、「PowerEdge R820」にFusion-ioの「io-Drive Duo」を2基搭載し、2Uラックに収まる組み合わせ。

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日本ユニシスからは、「ES7000/7600R G3」と「SANARENA MVモデル110」の組み合わせ。

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ちなみにデルと日本ユニシスは、上記の組み合わせを2013年3月末まで1200万円前後のキャンペーン価格で提供するとのことです。

価格6分の1で性能は10倍に

マイクロソフトはこのSQL Server 2012 SSD Applianceの導入事例として、求人情報サイトを運営するエンジャパン社の例を紹介しています

同社の求人情報サイトでは、何千件もの求人情報に対して求職者がさまざまな条件で検索を繰り返しており、そのバックエンドデータベースとして「HP ProLiant DL980 G7」と「VMA3205」の組み合わせによるSQL Server 2012 SSD Applianceが採用されたとのこと。

同社の担当者の弁では「旧システムの導入費用と比較すると、パフォーマンスは約10倍になっているのに価格は6分の1近くに下がっています」と。ベンダーが事例として公開する情報ですから、良い結果に決まっているわけですが、それでも最新のプロセッサとフラッシュドライブの組み合わせによる価格性能比は劇的な効果をもたらしたことは間違いないようです。

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