Android StudioでGeminiのエージェントモードが利用可能に。「ダークモードを追加して」などの指示でAIが自律コーディング
GoogleはAndroidの統合開発環境である「Android Studio」の最新版に、生成AIのGeminiが自然言語の指示に応じて自律的にコーディングを行う「エージェントモード」を追加することを明らかにしました。
Agentic AI is taking Gemini in Android Studio to the next level → https://t.co/1Sc3xPvlMe
— Android Studio (@AndroidStudio) June 24, 2025
Following a preview at #GoogleIO, Agent Mode is now available in the latest Canary version of Android Studio, and you can expect more agentic AI experiences in the coming months. pic.twitter.com/OzvA7lQbwN
エージェントモードでは、生成AIのGeminiが自然言語で指示された複雑な内容、例えば新機能の追加や既存機能の変更、エラーの修正、ユニットテストの生成から複雑なリファクタリングなどについてプロジェクト内の複数のファイルにまたがる実行プランを策定し、ユーザーの指示の下でそのプランを実行してくれます。
またスクリーンショットの画像を与えることで、Material 3のデザインに従って新しい画面を実装することも可能です。
ユーザーはエージェントがコードの変更を提案してきた場合、それを受け入れるか拒否するかを選択でき、また改良や指示を追加することでエージェントを制御できます。
下記はデモ画面のキャプチャです。ダークモードを追加してデフォルトにするように指示します。するとGeminiが段階を追って作業を進めていく様子が表示されます。

コードの変更が提案されるので、これを了承。

ダークモードの画面が表示されました。

このエージェントモードはAndroid Studio for businessesのサブスクリプションユーザーに近日中に提供予定となっています。