Node.jsがバージョンアップ、初の公式Windows版「node.exe」登場

2011年7月25日

サーバーサイドJavaScriptのNode.jsが先週バージョンアップし、安定版がV0.4.10に、非安定版がV0.5.2になりました。V0.5.2版では、公式なバイナリとしては初めてとなるWindows版のnode.exeが公開されています(追記、Windows版は正確にはV0.5.1からでした)。

Node v0.5.1 « node blog

6月末にマイクロソフトがNode.jsの開発を支援することを明らかにした際に、ネイティブなWindows版の登場がアナウンスされていました。あれからわずか1カ月で登場したことになります(参考「マイクロソフト、Node.jsをWindows Azure対応にするため開発元を支援」)。

Windows版V0.5.2のnode.exeは以下のURLからダウンロード可能です(最新版は、Node.jsのWebサイトのダウンロードのコーナーを参照してください)。

node.exe Windows executable

インストール不要、ダウンロードしたnode.exeを実行するだけ

公開されたnode.exeを手もとのWindows 7/32bitの環境で簡単に試してみたところ、ダウンロードしたnode.exeをコマンドラインから実行するだけで、あっさり動作しました。

fig

Node.jsのロゴも登場

また、Node.jsのロゴも発表されています。「kinetic,connected, scalable, modular, mechanical and organic」(活発で、つながっていて、スケーラブルで、モジュラーで、メカニカルでオーガニック)なNodeのイメージを基に、デザイナーのChris Glass氏が作成したとのこと。

fig

すでにNode.jsのWebサイトの左上には、このロゴが表示されています。

関連記事

Node.jsとはどういうものなのかについては、以下の記事をご参照ください

Tags: JavaScript Web技術 Node.js

このエントリーをはてなブックマークに追加
ツイート
follow us in feedly





タグクラウド

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本