フォーチュン誌「働きがいのある企業」のトップはSAS。社内に医療施設、プール、幼稚園も
ビジネス誌「FORTUNE」が、働きがいのある企業トップ100(100 Best Companies to Work For)の2010年版を発表しました。
その1位はソフトウェアベンダのSAS、2位は金融のEdward Jones、3位は小売業のWegmans、そして4位にはグーグル。IT関連企業では7位にNetApp、9位にQualcomm、16位にシスコがランクインしています。
オフィスの敷地内にはフィットネス、医療設備、チャイルドケアまで
SASは1976年創業、ビジネスアナリティクスのベンダとして知られ、ワールドワイドで社員数約1万名、日本法人は約210名の企業。今回のランキングでは、医療保険部門、子育て支援部門、ワークライフバランス部門でそれぞれ1位を獲得し、総合で1位となったとのことです。
その素晴らしい待遇の中味は、FORTUNE誌が制作したビデオ「Why SAS is the best place to work」で紹介されています。ビデオのポイントをまとめました。
SASのCEO、Jim Goodnight氏、社内では3000人以上のエンジニアが働いているとのこと
敷地内には小川も流れる
オフィスの様子
フィットネス施設があり、健康促進プログラムも用意されているとのこと
プールなどのレクリエーション施設もある
オンサイトの医療設備は、従業員や家族には無料で提供。そのほかフィナンシャルアドバイザーなどもいるそう
チャイルドケア施設、従業員には補助金があるとのこと
R&D部門のディレクタのLina Clover氏は子どもをチャイルドケア施設に預けてオフィスへ行き、昼食は子どもと一緒に食べているチャイルドケアセンターがオフィスと一緒にあって、お昼を子どもと一緒に食べられるなんて素敵ですね。グーグルのおいしいフリーランチやマイクロソフトのフリードリンクなどはIT業界でよく知られた話ですが、SASの福利厚生はそれに劣らず素晴らしいもののようです。
あわせて読みたい
エリソン氏が「オラクルもクラウド参入」と発表するのでは? という期待は外れ
≪前の記事
[速報]オラクル、サン買収後のオラクルのビジョンを発表。「1960年のIBMと同じ」ソフトとハードの統合
