IT書籍が豊富な図書館はどこにある?

2009年3月6日

金曜日ですし編集後記のような、運営の裏話を少し書こうかなと思います。

fig 東京都立中央図書館。この日は雨でした

先週の水曜日、ちょうどPublickeyをオープンする前日のことですが、南麻布にある東京都立中央図書館へ行ってきました。

年明けに全面リニューアルしたばかりとあって、きれいだし設備も整っていて気持ちのいい図書館でした。

Publickeyのいくつかの記事の右側には、おすすめ書籍の紹介を載せています。この紹介文、短いとはいえ書籍をまったく見ずに適当に書くわけにもいかないので、図書館へ行って本の内容を確認しつつ書いています。

fig 記事の右側に「おすすめ書籍」欄があります

この作業の最大の問題は、IT関連の書籍が豊富に揃っている図書館が少ないこと。十分にITの専門書が揃っているのは(国内の全書籍があるはずなので当然ではありますが)僕が知っている範囲では国会図書館しかありません。

ところが国会図書館では一度の申し込みで借りられるのは3冊まで。地下の巨大書庫から本をさがしてきてくれるので、受け取れるのは申し込んでから15分~30分ほど待たされたあとです。

ですから10冊分の書評を書こうとすると、最低4回は申し込み~待ち~受け取り、を繰り返す必要があります。数冊だけ借りてじっくり読むだけなら何の問題もないのですが、ある程度まとまった冊数に目を通したいと思うと無駄な待ち時間が多くてとても効率が悪いのです。

そこでできるだけ国会図書館は避けて、IT関連の専門書が揃っていそうな大きな図書館、都立日比谷図書館か都立中央図書館へまず足を運び、そこにないものだけを国会図書館で借りようと考えたわけです(事前にどの図書館にどの本があるかはインターネットで調べられますし)。

そんなわけで、理想的にはIT系の雑誌と書籍が充実している図書館があるととてもうれしいので、どなたか都内近郊でそのような図書館をご存じでしたらぜひ情報をお寄せください。

あるいは自由に座り読みができる大型書店でもいいのではないかと密かに思っています。実はPerlのページの「モダンPerl入門」の紹介文は、大手町オアゾの丸善のソファで座り読みしながら紹介文をメモ書きしたものです。そういった本屋さんの情報もあればぜひコメント欄などで教えてください。

Tags: 編集後記

このエントリーをはてなブックマークに追加
ツイート
follow us in feedly





タグクラウド

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本