さくらインターネット、さくらのクラウド向けに24時間365日対応の有償サポートを提供開始
さくらインターネットは、同社が提供するクラウドサービス「さくらのクラウド」向けに、24時間365日対応の有償サポートを11月10日から提供開始すると発表しました。

同社は現行のサポート体制として、平日10時から18時に問い合わせフォームもしくはコールバック予約の電話にてサポートを提供してきました。
新しく設定されるプレミアムサポートは24時間365日体制でクラウドコントロールパネルの問い合わせフォームもしくは電話でサポートを受け付けるようになります。
問い合わせに対する初回応答時間として、障害に関する問い合わせには2時間以内、仕様やコントロールパネルの操作に関する問い合わせには8時間以内で返答するとしています。
料金は月額3万3000円からで、さくらのクラウド利用料に従って増加します。ただし料金は4月と10月の年2回、利用実績に基づいて見直す方式になっているため、利用者の予算計画や社内申請を容易にしています。
同社執行役員である横田真俊氏はプレミアムサポート開始について「お客さまの『いざというとき』にすぐに頼れる存在を目指したサービスです」とコメントしています。
さくらのクラウドは、2025年末までに日本のガバメントクラウドの全ての技術要件を満たすことを条件に、政府全体で共通利用するクラウド基盤であるガバメントクラウドに認定されています。
ガバメントクラウドはすでにAWS、Google Cloud、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructureの4つが認定されており、各社とも24時間365日のサポートを提供しています。
今回のさくらのクラウドにおけるプレミアムサポート開始により、さくらのクラウドはサポート体制についてもこれら大手クラウドと一定のレベルを揃えることになると言えます。
