AWS Kiroのウェイトリストが終了、誰でも利用可能に。スペックファイルの指定や時間のかかるコマンドのバックグラウンド実行など新機能も

2025年10月23日

Amazon Web Services(AWS)は、Visual Studio Code(VS Code)互換のコードエディタに生成AIを統合したAIコードエディタ「Kiro」のウェイトリストが終了し、誰でもダウンロードして利用可能になったことを明らかにしました。

と同時に、「Spec Context in Chat」や「Dev server support」などの新機能も追加されました。

KiroはAWSが今年(2025年)7月にリリースしましたが、利用にはウェイトリストへの登録の後に利用許可の連絡を待つ必要がありました。

今回、そのウェイトリストが終了し、現在ではWindows、Mac(Intel/Apple Silicon)、Linuxのいずれのプラットフォーム版でも自由にダウンロードし、すぐに利用できるようになりました。

また新機能としてスペックファイルをチャットでの指示で直接指定することでコンテキストをより明確に提供する「Spec Context in Chat」、Dev Serverとの統合度を高めたことで、npm run devコマンドやテストランナーのような実行に長い時間がかかりそうなものは自動的にkiroが検知してバックグラウンドで実行し、ターミナルがブロックされなくなりました。

その他の最新バージョンの詳細は「Dev server support, new spec workflows, per prompt usage and notifications」をご参照ください。

あわせて読みたい

AWS クラウド 機械学習・AI 開発ツール




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本