ITエンジニアが投票した「ITエンジニア本大賞2018」ベスト10が発表。人工知能の教科書/アルゴリズム図鑑/退屈なことはPythonにやらせよう、などランクイン

2018年2月13日


翔泳社は「ITエンジニアに読んで欲しい!技術書・ビジネス書 大賞 2018」(ITエンジニア本大賞)を開催。ITエンジニアの投票を集計した結果選ばれた技術書とビジネス書の各ベスト10を1月17日に発表しています

ITエンジニア本大賞2018 結果発表

ベスト10のなかで特に投票の多かった上位6冊については、同社が今週木曜日、2月15日に都内で開催する「Developers Summit 2018(デブサミ2018)」において書籍の著者、編集者、翻訳者などによるプレゼン大会が開催され、そこで行われる最終投票によって大賞が決定されます。

当日プレゼンを行うのは、以下の6冊です。

技術書部門
『アルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズム』
『機械学習入門 ボルツマン機械学習から深層学習まで』
『退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング』

ビジネス書部門
『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』
『職場の問題地図 「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方』
『スタンフォード式 最高の睡眠』

ITエンジニア本大賞の主催は翔泳社ですが、投票の対象となったのは出版社や刊行年を問わず、この1年を振り返っておすすめしたい技術書、ビジネス書全般です。

実際にベスト10に入った書籍の出版社は翔泳社はもちろん、SBクリエイティブ、オーム社、マイナビ出版、技術評論社、オライリー、リックテレコム、ダイヤモンド社、幻冬舎など多岐にわたっています。

技術書部門ベスト10(50音順)


あたらしい人工知能の教科書 プロダクト/サービス開発に必要な基礎知識 あたらしい人工知能の教科書 プロダクト/サービス開発に必要な基礎知識
人工知能を利用した開発に必要な基礎知識がわかる!
本書は人工知能関連の開発に携わっているエンジニアに向けて、今後のコアとなる理論と技術を図解で解説した書籍です。話題の機械学習・深層学習、IoTやビッグデータとの連係についてもフォロー。理論の概念図や事例などを、わかりやすく解説しています。


アルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズムアルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズム
本書は、アルゴリズムを独学する人のために作りました。はじめて学ぶときにはイメージしやすく、 復習するときには思い出しやすくなるよう、基本的な26のアルゴリズム+7つのデータ構造をすべてイラストにしています。
ソートやグラフなどの「動き」を図で追うことで、考え方や仕組みを理解する手助けをします。 よいプログラムを書くために知っておかなきゃいけないアルゴリズムの世界を、楽しく学びましょう。


イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本
さまざまな社内サーバー、公開サーバーの種類や役割、セキュリティ、障害から守る仕組み、運用、仮想化、クラウドと自社運用(オンプレミス)の連携、使い分けなど、これからサーバーにかかわる人が知っておきたい知識をこの一冊で丸ごと解説! すべての項目の解説は、徹底的にイラスト図解化。これから仕事に必要な知識を学ぶ方に、すばやく、たのしく知識を身につけていただけるよう、読みやすさ、わかりやすさにこだわって制作しています。


機械学習入門 ボルツマン機械学習から深層学習まで機械学習入門 ボルツマン機械学習から深層学習まで
イラストを使って初心者にわかりやすく解説!!
現在扱われている各種機械学習の根幹とされる「ボルツマン機械学習」を中心に、機械学習を基礎から専門外の人でも普通に理解できるように解説し、最終的には深層学習の実装ができるようになるまでを目指しました。
さらに機械学習の本では、当たり前になってしまっている表現や言葉、それが意味していることを、この本ではさらにときほぐして解説しています。


詳解 ディープラーニング TensorFlow・Kerasによる時系列データ処理詳解 ディープラーニング TensorFlow・Kerasによる時系列データ処理
本書はディープラーニング、ニューラルネットワークについての予備知識がなくても学習を進められるようゼロから丁寧に、理論とその実装について解説します。実装にはPythonのディープラーニング向けのライブラリ、TensorFlow (1.0) およびKeras (2.0) を用います。「ディープラーニングについて何となくわかってはいるけれど、もう少し理解を深めたい」「画像認識だけでなく、時系列データを分析するためのモデルについても学びたい」という方にとって、学びの役に立つのではないかと思います。


退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
ファイル名の変更や表計算のデータ更新といった作業は、日々の仕事の中で頻繁に発生します。ひとつふたつ修正するだけであれば問題ないのですが、それが数十、数百となってくると手に負えません。そのような単純な繰り返し作業はコンピュータに肩代わりしてもらうとすごくラクになります。
本書では、手作業だと膨大に時間がかかる処理を一瞬でこなすPython 3プログラムの作り方について学びます。対象読者はノンプログラマー。本書で基本をマスターすれば、プログラミング未経験者でも面倒な単純作業を苦もなくこなす便利なプログラムを作れるようになります。


入門 Python 3入門 Python 3
Pythonが誕生して四半世紀。データサイエンスやウェブ開発、セキュリティなどさまざまな分野でPythonの人気が急上昇中です。プログラミング教育の現場でもCに代わってPythonの採用が増えてきています。本書は、プログラミングが初めてという人を対象に書かれた、Pythonの入門書です。前提とする知識は特にありません。プログラミングおよびPythonの基礎からウェブ、データベース、ネットワーク、並行処理といった応用まで、Pythonプログラミングをわかりやすく丁寧に説明します。


ビッグデータを支える技術―刻々とデータが脈打つ自動化の世界 ビッグデータを支える技術―刻々とデータが脈打つ自動化の世界
データ処理をどのようにシステム化するか。本書ではこのエンジニアリングの問題に主軸を置き、可視化を例に、一連のデータ処理に必要な要素技術を整理しデータを効率良く扱うための土台を作り、その上でシステムの自動化をサポートする種々の技術を追っていきます。


ブロックチェーン 仕組みと理論 サンプルで学ぶFinTechのコア技術ブロックチェーン 仕組みと理論 サンプルで学ぶFinTechのコア技術
「インターネットの登場以来」と形容されるほど、ブロックチェーンは広汎な創造的破壊をもたらすと目され、誤解・曲解や過剰な期待も生じています。本書はそうした誤解を解消し、ビジネススキームの創出に役立つ総合ガイドブックに仕上がっています。
さらに実践編では、サンプルコードを用いて、代表的ブロックチェーン基盤の操作やアプリケーション開発も体験できるようになっています。


やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん アヤノ&ミオと一緒に学ぶ 機械学習の理論と数学、実装までやさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん アヤノ&ミオと一緒に学ぶ 機械学習の理論と数学、実装まで
本書では、
・そもそも機械学習がどうして注目を集めているのか?
・機械学習でできることにはどんなことがあるのか?
・どんな時に、回帰や分類を使うと有効なのか?
といった基本的なところから始まり、
・回帰や分類の具体的な題材に対して、どのように解決方法を考えていくのかをステップバイステップで解説
・その解決方法を数式の形で表すとどうなるのかも、丁寧に説明
・実際にプログラムの形にした場合の例
まで、丁寧に、じっくりと説明していきます。


ビジネス書部門ベスト10(50音順)

Excel 最強の教科書[完全版]――すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術Excel 最強の教科書[完全版]――すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術
「Excel作業の改善」とは、日々の面倒なExcel作業が正確、かつ劇的に速く行えるようになる、ということであり、それと同時に、より効率的なデータ集計や、的確なデータ分析が行えるようになる、ということです。 これらの面を改善すれば、業務上のあらゆる場面で大きなメリットを得ることができます。
本書には、多くの人が悩み、つまずき、そして必要としてきたノウハウやテクニックが凝縮されています。多くの会社の人事部や経営企画部の人が「社員やメンバーには必ず知っておいてほしい」と考えているExcelの使い方も全部掲載しました。


大人の語彙力が使える順できちんと身につく本大人の語彙力が使える順できちんと身につく本
大人として身につけておきたい教養のひとつ、「語彙力」。 “語彙力のある人”や、“話していて知性を感じる人”は、適切な文脈で豊富な言葉を使いこなします。語源やニュアンスといった言葉の背景を理解したうえで、年齢や立場にあわせて、言葉を磨いているのです。
そこで本書では、言葉の意味だけでなく、「使用シーン」「成り立ち」「強さ、重み」「ニュアンス」といった基本知識に加え、知性あふれる言葉を日常で使いこなすための解説をつけました。 言葉の引き出しが少なくて、思っていることが伝わらない… 幼い言葉を使っているせいで、バカっぽく見られている? そんな思いが少しでもよぎったら、是非、本書を読んでみてください。


グーグルに学ぶディープラーニンググーグルに学ぶディープラーニング
大手IT企業は次々と、画像認識、音声認識、翻訳といったAI機能を安価に提供し始めており、いわば「蛇口をひねればAIがすぐ使える」時代が間もなく到来します。このAIの進化をけん引するのが、脳の神経回路が仕組みの原点にある「ディープラーニング」という技術です。本書では、グーグルのエンジニアらへの取材に基づき、このディープラーニング技術をやさしく解説。また、将来のビジネスがどう変わるのか、グーグルのサービスや日本企業の取り組み事例から探るとともに、その未来の姿に迫ります。


「言葉にできる」は武器になる。「言葉にできる」は武器になる。
人を動かすために「心地いい言葉」はいらない! 自分の思いをどうやって「言葉」にして「伝える」か? 人の心を動かす「表現」には秘密があるのか? 「うまく自分の言葉で話せない」「人の心に刺さる表現力を身につけたい」――志や思い、自分のなかにあるビジョンを言語化するために何をすればよいのか? そんな悩みを抱えている全ての人に、いま注目のコピーライターが独自の手法をわかりやすく開示する、人の心を動かす言葉の法則。


職場の問題地図 ~「で,どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方職場の問題地図 ~「で,どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方
「“残業するな”と上司がうるさいので,帰ったことにして家で仕事している」 「残業はすべて管理職が肩代わり,管理職はいつもゲッソリ……」 「他人に構う余裕がなく,会話がなくなった」 「裁量労働制……お金にならない残業が増えただけ」 そんな職場の“あるある”な問題は,なぜ起こるのか? 原因と全体像を図解しながら,解決策を教えます。


スタンフォード式 最高の睡眠スタンフォード式 最高の睡眠
「有名研究者が一度は在籍する、睡眠研究のメッカ」と称されるスタンフォードには、 世界最新の睡眠データが蓄えられています。著者の西野先生は、そんなスタンフォード大学医学部の現役教授で、世界一の睡眠研究機関の所長として活躍する、まさに、「睡眠研究の権威」。「睡眠は『時間』ではなく『質』で決まる」―― 西野先生が30年近く睡眠を研究してたどり着いた、「究極の疲労回復」と「最強の覚醒」をもたらす 最高の睡眠法が、本書では明かされています。


世界のエリートがやっている 最高の休息法世界のエリートがやっている 最高の休息法
【「脳疲労」がすぐ消えて、頭が冴える】 「疲れがとれない…」こんなに休んだのになぜ?――アイドリング状態でも勝手に疲労を溜めていく脳には「科学的に正しい休ませ方」があった! 集中力や行動力を高める究極の休息メソッドを、イェール大で学び、米国で18年診療してきた精神科医が明かす。


多動力 (NewsPicks Book)多動力 (NewsPicks Book)
堀江貴文のビジネス書の決定版!『多動力』 IoTという言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。これは、ありとあらゆる「モノ」が インターネットとつながっていくことを意味する。すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果〝タテの壁〟が溶けていく。この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。 そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる 「多動力」なのだ。


伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール
自分で作るスライドやチラシ、企画書などが魅力的な資料にならず、苦労することが多いようです。その原因はセンスがないことではなく、デザインの基本ルールを知らないことなのです。本書で詳しく解説する基本ルールをマスターすれば、WordやPowerPointであっても読みやすく伝わりやすい、そして見違えるほとかっこいい資料が作れるようになります。


道をひらく道をひらく
昭和43年の発刊以来、累計400万部を超え、いまなお読み継がれる驚異のロングセラー『道をひらく』。本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。これまで、どれほど多くの人が本書に勇気づけられ、また成功への指針としてきたことか。この本には、時代を超えて生き続ける不変の真理があるからである。

(書籍の紹介はAmazon.comの紹介文を拝借しました)

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昨年行われた「ITエンジニア本大賞2017」の結果はこちら。

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カテゴリ 働き方 / 給与 / 学び
タグ  書評


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