マイクロソフト、IFTTT的なサービス連係サービス「Microsoft Flow」正式公開。GitHub、Dropbox、Slack、メール、Twillio、Googleカレンダーなど多数のサービスを連係可能

2016年11月1日

マイクロソフトは、インターネット上のさまざまなサービスを連係できるツール「Microsoft Flow」正式版を公開しました

fig

Microsoft Flowは、フローチャートを作成するようなビジュアルな設定画面を用いて、インターネット上のさまざまなサービスを簡単に連係させていくことができるツールです。

簡単な例では、Office 365のOutlookに自分宛のメールが来たら、電話サービスのTwillioで特定の電話番号にテキストメッセージを送る、といった設定ができます。もちろん3つでも4つでも多数のサービスの連係を続けて設定可能。

fig

そのほかMicrosoft Flowにはさまざまなテンプレートがあらかじめ用意されており、ここからさまざまなカスタマイズや追加をすることで、プログラミングの知識がないユーザーでも簡単にサービス連係と自動化を実現できます。

fig

連係可能なツールは現時点で58。マイクロソフトのサービスだけでなく、GitHub、Dropbox、Slack、メール、Twillio、Googleカレンダーなど、他社のさまざまなサービスにも対応しています。

fig

Microsoft Flowは、無料でも制限なくフローを作成でき、1カ月あたり750回まで実行可能。サービスに対する状態チェックは15分毎。

有料の場合、月額5ドルで1カ月あたり4500回まで実行できてチェックは3分毎。月額15ドルで1カ月あたり1万5000回まで実行できてチェックは1分毎となっています。

fig

関連記事

Microsoft Flowはその後「Power Automate」となり、RPA機能も搭載されます。

あわせて読みたい

プログラミング言語 開発ツール Microsoft SaaS




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本