AWS Lambdaが.NET 10をサポート開始。事前コンパイルによるC#のファイルベースアプリケーションにも対応
Amazon Web Services(AWS)は、サーバレスアプリケーションの実行基盤であるAWS Lambdaで、マイクロソフトの.NET 10のサポートを開始したことを明らかにしました。
.NET 10は昨年(2025年)11月に正式リリースされたマイクロソフトのアプリケーションフレームワークです。2028年11月までサポートされる長期サポート(LTS:Long Term Support)版であるため、現時点で最も優先して選択されるべき.NETのバージョンといえます。
参考:マイクロソフト、「.NET 10」正式リリース、2年ぶりのLTS版。JITコンパイラの最適化などによる高速化、耐量子計算機暗号など新機能
.NET 10では実行時にコードをコンパイルすることでより高速な実行を実現するJITコンパイラが改善されているだけでなく、事前にコードをネイティブバイナリにコンパイルすることで、より高速な実行と小さなバイナリによる効率的なメモリ消費を実現するAOTコンパイラ(事前コンパイラ)も改善が進んでいます。
さらに.NET 10ではデフォルトではAOTコンパイラを利用する、単一のファイルでC#アプリケーションを実行できる「ファイルベースアプリケーション」と呼ばれる新機能が提供されました。
AWS Lambdaではこれら.NET 10の新機能についても対応していると説明されており、従来よりも効率的で高速なサーバレスアプリケーションを.NETテクノロジーを用いて実現できるようになっています。
AWS Lambdaの.NET 10対応は、AWSのすべてのリージョンで利用可能です。
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