仮想デスクトップを、いまそこにあるスクリーンへ自動転送。シトリックスが新技術「Citrix Workspace Hub」を披露。Citrix Synergy 2015

2015年5月14日

デスクトップ仮想化の主要ベンダとして知られる米シトリックス・システムズは、フロリダで12日から開催中の年次イベント「Citrix Synergy 2015」の2日目のゼネラルセッションで、開発中の新技術「Citrix Workspace Hub」のプロトタイプを披露しました。

Workspace Hubは仮想デスクトップをiPadのようなモバイルデバイスで持ち歩くだけでなく、仮想デスクトップを自分の席のデスクトップのモニタや、会議室の大きなスクリーンに自動的に転送表示するというもの。

オフィスでInternet of Thingsを活用する

Workspace Hubは、この小さなデバイスをデスクトップのモニタや会議室のスクリーンに接続します。デバイスにはHDMI/VGAの出力と、Wi-fiとBluetoothによる無線通信機能が備わっています。

fig

iPadで仮想デスクトップを利用しつつ自分の席へ移動します。席にはWorkspace Hubが接続されたモニタなどが用意されています。

fig

自分の席にiPadを置くと、「何の操作もせずに、2秒で仮想デスクトップ画面がデスクトップモニタに転送表示された!」。すべては自動的に行われ、ローカルに接続されたプリンタも利用可能。

fig

iPadを持って離席すれば、自動的に仮想デスクトップはiPadに戻ります。セキュリティ面も万全。

次に会議室へ移動。今度は会議室のスクリーンに自動的に表示されます。

fig

利用しているのは仮想デスクトップなので、画面内のアプリケーションの種類や実行速度、メモリ容量などは、手元で利用しているiPadやWorkspace Hubの能力とは関係なく、仮想デスクトップを実行しているデータセンター内のマシンに依存し、Windowsのフル機能が利用可能。

Workspace HubはInternet of Thingsをオフィスで活用する例の1つだとシトリックスCEOのマーク・テンプルトン氏。Workspace Hubは現在ベータ版で、まだ製品化されていないとのこと。

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

タグ : Citrix , デスクトップ仮想化



≫次の記事
ゲストOSにWindows 10もサポートしたXenServer 6.5 SP1をリリース、XenCenterでDockerコンテナも管理可能に。Citrix Synergy 2015
≪前の記事
「Puppet Enterprise」商用版の国内提供を開始、サーバやスイッチの構成自動化を実現。ネットワールド

Loading...

Blogger in Chief

photo of jniino Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。新しいオンラインメディアの可能性を追求しています。
詳しいプロフィール


Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed



Publickey 最新記事 10本

Publickey Topics 最新記事 10本


PR - Books


fig

fig

fig

fig



blog comments powered by Disqus