C++言語でiOSアプリ開発。C++ BuilderがWindows、Macに加えiOS対応に。Androidも対応予定。エンバカデロ

2013年12月10日

Windows環境で動作するビジュアル統合開発環境のC++Builderは、これまで1つのソースコードからWindowsアプリケーションとMacOSアプリケーションをビルド可能でした。

そのC++ BuilderのターゲットプラットフォームとしてiOSが加わったことを開発元のエンバカデロ・テクノロジーズが発表しました。同一ソースコードからWindows、MacOS、iOSのアプリケーションが生成可能で、今後Androidにも対応していく予定です。

fig エンバカデロ・テクノロジーズの発表資料から

x86とARM対応のバイナリを生成可能

iOS対応には、ARMプロセッサ対応のバイナリファイルを生成するコンパイラが必要になりますが、C++ Builderにはx86とARMのどちらにも対応するコンパイルアーキテクチャが搭載されています。これはC/C++のソースコードをいったん独自の内部位表現に変換し、そこからターゲットプロセッサのバイナリファイルを生成するもの。

すでに同社のDelphiはWindows、MacOS、iOS、Androidの対応を開始しており、同じ仕組みのコンパイラがC++ Builderにも搭載されました。

OSやデバイスごとにユーザーインターフェイスのルック&フィールが異なる問題は、同社のFireMonkeyフレームワークが吸収。例えば、統合開発環境の画面上にボタンを貼り付けた場合、WindowsアプリケーションとしてコンパイルすればWindows用のボタンが、iOSアプリケーションとしてコンパイルすれば、iOS用のボタンが(さらにiOS6とiOS7用でも異なるボタンが)表示されるようになっています。

また画面の大きさや解像度、縦横比などがデバイスごとに異なるケースにも、スタイル機能などによって吸収できるようになっており、またソースコード内でデバイスごとに処理を書き分けることもできるとのことです。

こうした機能によって、C/C++の経験はあってもObjective-Cなど新しい言語やプラットフォームのプログラミング経験がないエンジニアが、短期間でモバイルアプリケーションの開発に取り組めるようになると同社は説明しています。

C++ Builderの動作環境はWindowsで、iOSアプリケーションの開発環境としてはXCodeをインストールしたMacへのネットワーク接続が必要。エンバカデロのデモでは、MacBookの仮想マシン上でWindowsを実行し、C++ Builderを起動。そのマシンにUSB経由でiPodを接続し動作確認をしていため、開発環境としてはMacBook1台で完結していました。

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タグ : モバイル , 開発環境



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