[速報]Internet Explorer 9初披露、HTML5対応、DirectXで描画。Silverlight 4は今日からβ公開

2009年11月19日

マイクロソフトの開発者向けプライベートイベント「PDC09」は2日目。マイクロソフトが初めて、現在開発中のInternet Explorer 9の情報を明らかにしました。Internet Explorer 9は開発から3週間目で、HTML5対応、JavaScriptなど性能の向上、そしてハードウェアアクセラレート機能の活用などがポイント。

また、リッチメディアコンテンツのプラットフォームであるSilverlightは、次期バージョンのSilverlight 4を紹介。Webカメラなどの外部メディアサポート、グリッドや画像なども埋め込めるリッチテキスト機能、Adobe AIRのような独立したアプリケーションとしての機能などの強化と、Visual Studioでの開発効率の向上などが行われています。

これらが紹介されたキーノートスピーチのダイジェストを、ライブストリーミングの画面から紹介しましょう。

PDC09 2日目のキーノートスピーチ

2日目のホストとして登場したのは、Windows&Windows Live担当プレジデントのスティーブン・シノフスキー氏。

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シノフスキー氏は、Windows 7がβ版から利用者のさまざまなフィードバックを受けてよりよいソフトウェアとして完成したことを紹介。Netbookのようなハードウェアリソースの限られたマシンから、サーバを置き換えられるほど強力なCore i7プロセサや大量のメモリを搭載し、高速なグラフィックプロセッサを備えたマシンまで、あらゆるPCの能力を引き出す機能を備えていることをデモンストレーションで示していく。

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そして参加者全員に、PDC09のために用意されたノートPCがプレゼントされるというサプライズに会場が沸いたあとで、Internet Explorer 9の話題へ。

Internet Explorer 9はHTML5対応へ

Internet Explorer 9は開発が始まってまだ3週間とのこと。HTML5をはじめとした標準への準拠を推し進め、JavaScriptやレンダリング速度の向上、そしてグラフィックやテキストの描画にハードウェアアクセラレータを活用するなど外部環境との連係強化を行うという。

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インターオペラビリティは重要であり、昨日のビルドでACIDテストを試したところ、Internet Explorer 8を上回るスコア32を獲得したと報告。「まだまだ開発中だ」。

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JavaScriptの実行速度を計測するSunSpiderベンチマークでは、すでにFirefox 3.6やChrome 4に肩を並べるレベルに近づいていることが示された。

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開発中のInternet Explorer 9では、CSS3の角丸ボックスにも対応。

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続いて、Direct2D APIを内部的に用いたテキストとグラフィックの表示のデモ。従来のGDIで描画した文字はギザギザになるのに対し、Direct2Dを用いるとスムーズな表示が可能になる。サブピクセル表示もサポート。

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また、地図のように複雑なグラフィックをWebブラウザ上でスクロールさせる場合、GDIでは波打ちやすいスクロール描画が、Direct2Dを用いることで非常にスムーズにスクロール描画される。

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これはInternet Explorer 9の方向性を示すデモであり、β版の公開予定などのスケジュールは明らかにされなかった。

Silverlight 4は新たなアプリケーションプラットフォームへ

続いて登場したのが開発部門のバイスプレジデント スコット・ガスリー氏。

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ガスリー氏は、Silverlight 4の強化ポイントを3つ示した。メディア、ビジネスアプリケーション、そしてWebブラウザの枠を超えて実行できる機能。

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1つめのメディアの強化とは、Webカメラやマイクのサポート、そしてオフラインDRMなど。

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アプリケーション開発の面では、印刷機能、リッチテキスト機能、右クリック、ドラッグ&ドロップ、HTMLホスティング機能などを強化。

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これが強化されたリッチテキスト機能。複数の言語を同時に表示し、グリッドなどのオブジェクトも挿入できる。

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HTMLホスト機能では、Silverlightの中でHTMLレンダリングを行い、Webページを表示可能。その表示領域に対してSilverlightの機能で画像加工を行うことができる。以下は、そのHTMLホスト機能によりYouTubeを表示しているところ、その中でFlashプラグインを実行し動画を表示している。

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その動画を表示している状態のまま、Silverlightの画像加工機能を使って表示内容をジグソーパズルのように分解。

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Visual Studio 2010でSilverlight 4の開発環境も強化され、WYSIWYGで画面を構築し、命令を数文字入れると補完してくれるIntellisenseなどが使えるようになる。

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Visual Studioで、データソースを中央のフォームにドラッグ&ドロップすることで画面を構築していく。

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それを実行すると、このようなSilverlightアプリケーションができあがる。

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さらに、Webブラウザのプラグインとしてではなく、Adobe AIRのように独立したウィンドウの中で実行する場合の機能も強化された。アプリケーションの信頼性レベルをあげるように設定すると、それまではできなかったローカルリソースへのアクセスも可能となる。これでSilverlightはまるでネイティブアプリケーションのような機能を持つアプリケーションの開発が可能になるわけだ。

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しかも実行速度は2倍、起動速度も30%向上し、アプリケーション内部の実行時間を正確に測定できるプロファイル機能もVisual Studioと連係して用意されるとのこと。

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Silverlight 4のβ版は本日から公開開始。製品は来年になる予定だ。

以上、2日目のPDC09のキーノートスピーチのダイジェストを紹介しました。昨日のWindows Azureに続いて、今回はクライアント中心の発表といえます。Windows Azureの新戦略を発表した昨日のキーノートスピーチの模様は以下の記事でご覧ください。


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タグ : Intenet Explorer , Microsoft , Silverlight , Webブラウザ

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