オラクル、Linux版の「Oracle AI Database 26ai」正式リリース。前バージョンからそのまま移行可能
オラクルはオンプレミス向けのLinux x86-64版「Oracle AI Database 26ai」の正式リリースを発表しました。
Oracle AI Database 26aiは、1つ前のバージョンであるOracle AI Database 23aiの上に新機能を組み込んだものであり、23aiのユーザーは2025年10月のリリースアップデートで26aiの機能に移行できます。
23aiをベースとしているため、23aiから26aiへのアップグレード後もテストなど不要でそのまま使い続けられると説明されています。
ちなみにOracle Databaseのバージョン番号はOracle 18cから西暦の後ろ2桁を利用しています。そのためOracle AI Database 26aiの「26」は、2026年版のOracle Databaseであることを示しています。
Oracle AI Database 26aiの主な機能
Oracle AI Database 26aiでは、主な機能として以下が組み込まれます。
統合されたハイブリッドベクトルサーチ
AIベクトルサーチをリレーショナル検索、テキスト検索、JSON、ナレッジグラフ検索、空間検索と組み合わせて、関連するドキュメント、画像、ビデオ、オーディオ、構造化データを取得できる。
MCPサーバのサポート
MCP(Model Context Progocol)を通じて生成AIがデータベースに対してアクセスできる。
データプライバシー保護
許可されていないデータと同様に指定された行や列、セルのレベルでデータへのアクセスを保護することで、プライバシーデータを保護しつつ生成AIがSQLやAPI経由でデータにアクセス可能になる。
データアノテーション
AIがデータの目的や特性、セマンティクスを理解するのを助けるためのアノテーションの追加。
Select AI Agent
シンプルでセキュアなインデータベースフレームワークを用いて、Oracle Autonomous AI Database内でAIエージェントを構築、デプロイおよび管理できます。
また、開発向けに無料で利用可能なOracle AI Database Freeも提供されています。
あわせて読みたい
OpenAI、ホワイトボードの数式や図をLaTeXの図版に変換。問題の仮説検証、推論、関連文献の検索など、論文執筆を支援してくれる「Prism」公開
≪前の記事
Apple、Swift言語でWindowsアプリケーションの開発を推進する「Windows Workgroup」発足を発表

