「Java 26」正式リリース。HotSpotの起動高速化、HTTP/3クライアント対応など新機能

2026年3月18日

オラクルはJavaの最新バージョン「Java 26」正式版のリリースを発表しました。日本時間で今日(2026年3月18日)未明にカリフォルニア州レッドウッドシティで開幕したJavaOne 2026でも、Java 26のリリースが紹介されました。

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Javaは6カ月ごとに「フィーチャーリリース」と呼ばれるバージョンアップが行われ、その中の1つのバージョンが2年毎に長期サポート(LTS:Long Term Support)版に指定されます。

現時点で最新のLTS版は昨年(2025年)9月にリリースされたJava 25です。

LTS版以外のJavaは、6カ月後に次のバージョンのJavaがリリースされるとサポートが終了しますが、LTS版では、文字通り長期にわたってセキュリティパッチやバグフィクスなどのサポートが提供されます。

figJavaのバージョンとサポート期間(オラクル提供の資料の一部を抜粋)

企業向けのシステム開発などで長期間にわたり安定したJavaのバージョンを使いたい場合には、LTS版を選択するべきでしょう。

Java 26の新機能

Java 26では、HotSpot JavaVMの起動高速化、HTTP/3クライアント対応、アプレットAPIの削除などが行われました。以下は主な新機能や変更点です。

JEP 516: Ahead-of-Time Object Caching with Any GC」では、HotSpot JavaVMの起動とワームアップタイムを短縮するために、事前オブジェクトキャッシュ(Ahead-Of-Time Object Chaching)が強化されました。どのガベージコレクタにおいても、キャッシュされた事前初期化済のJavaオブジェクトをメモリに順次ロードできるようになりました。

JEP 522: G1 GC: Improve Throughput by Reducing Synchronization」では、G1ガベージコレクタを使用する場合、アプリケーションスレッドとガベージコレクタのスレッド間の同期量を減らすことでアプリケーションスループットを向上させています。

JEP 517: HTTP/3 for the HTTP Client API」では、HTTPクライアントAPIをアップデートしてHTTP/3プロトコルをサポート。ライブラリやアプリケーションが最小限のコード変更でHTTP/3サーバーとやり取りできるようになりました。

そして「JEP 504: Remove the Applet API」により、Java 17で非推奨となったApplet APIが本バージョンで削除されました。

そのほかJava 26の詳細については「JDK 26」のページをご覧ください。

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