.NET 5やBlazor WebAssemblyに対応する表形式のグリッドやチャートなどのコンポーネントを揃えた「ComponentOne」最新版が登場

2021年1月13日

2020年11月に、マイクロソフトは同社のアプリケーションフレームワーク「.NET 5」正式版をリリースしました。

.NET 5は、Windowsアプリケーションのためのフレームワークだった「.NET Framework」と、新たにオープンソースで開発された「.NET Core」フレームワークを統合、両者の後継となるフレームワークです。

参考:[速報]マイクロソフト「.NET 5」正式リリース。1つのフレームワークでWindows/Mac/Linuxのデスクトップ、サーバアプリ、Webアプリなどが開発可能に

.NET 5のリリースと同時に、.NETとC#などを用いてWebブラウザ上で実行可能なWebアプリケーションを開発できるフレームワークおよび実行系となる「Blazor WebAssembly」も正式版となりました

.NET 5とBlazorに対応したコンポーネントが登場

この.NET 5とBlazorに対応したビジネスアプリケーション用のコンポーネント群を提供する「ComponentOne 2020J v3」をグレープシティがリリースしました

ComponentOneは、データグリッドやチャート、入力、ナビゲーション、レポートなど、ビジネスアプリケーションの開発時に求められる300種類以上のさまざまなUIコンポーネントなどを備えたソフトウェア。

これらのコンポーネントやコントロールを、Windows Forms、WPF、UWP、Xamarin、ASP.NET、ASP.NET Coreなどのプログラムに組み込むことができます。

以前から.NET Frameworkなどに対応していましたが、今回のアップデートで.NET 5とBlazorにも対応したことになります。

具体的には、ComponentOneのEnterprise版に、Blazor WebAssemblyおよびBlazor Serverアプリケーション開発で利用できる「ComponentOne for Blazor」が同梱され、FlexGrid、FlexChart、Inputなどが含まれています。

下記がFlexGridとFlexChartの画面。

fig
fig

また、FlexGrid、FlexChart、Ribbon、InputPanel、ExpressionEditor、RulesManager、SuperTooltip、Themes、Sparklines、DataCollection、Icon、DataEngineなどが.NET5に対応。

それ以外のコントロールは、今後数回のリリースに分けて.NET5へ対応していくとのこと。

あわせて読みたい

.NET プログラミング言語 Blazor




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本