Excelの数式がチューリング完全になった/Google、ORMのSQLが遅いときの調査を容易に/クラウド市場でアリババがIBMを抜く、ほか。2021年2月の人気記事

2021年3月5日

3月は個人事業主にとって確定申告の時期。一年分の売り上げや経費の書類を整理するという、面倒なペーパーワークをこなさなければなりません。

一方、ライターおよびブロガーとしてのこの時期は、マーケティングや広告の費用を年度末までに使い切ろうという企業からの依頼が寄せられる書き入れどきでもあります。

そんなわけで2月から3月にかけては毎年だいたい、てんやわんやなのですが、今年は(昨年もそうでしたが)、新型コロナの感染拡大防止により、確定申告の締め切りが延期されています。おかげでなんとか今年も無事にこの時期を乗り切れそうな感じです。

さて、2月の人気記事を振り返ってみましょう。

2021年2月の人気記事

1位 Excelの新機能「Lambda関数」によって「Excelの数式がチューリング完全になった」とナデラCEO。プログラミング言語としてのExcel数式であらゆる計算が可能に

2位 Google、ORMが生成するSQLが遅いときの調査を容易にする「sqlcommenter」をオープンソースで公開。Rails、Spring、Djangoなど主要なフレームワークに対応

3位 クラウド市場でアリババがIBMを抜き去り、AWS、Azure、Google、アリババの4強が明確に。2020年第4四半期、Synergy Research Groupとcanalys

1位になったのはExcelの数式がチューリング完全になった、という記事。この記事で予想したように、先日、Excelの数式をベースにした新言語「Power Fx」がマイクロソフトから発表されました。

参考:Excelの数式をベースにしたプログラミング言語「Microsoft Power Fx」登場。オープンソースで公開予定。Microsoft Ignite 2021

国内でExcelの数式のチューリング完全について取り上げた媒体はほかにないはずですが、Publickeyがこの記事を公開したおかげでPower Fx登場の背景にあるものが説明できるわけで、これは記事の選択眼がよかったなあと、われながら自画自賛しています。

4位 Slack、1月の大規模障害の原因を説明。「AWS Transit Gateway」がトラフィックの急上昇に対応できず、AWSはアルゴリズムを見直すと

5位 マイクロソフト「.NET 6」初めてのプレビュー版リリース。Xamarin統合、マルチプラットフォームUI、Blazorでデスクトップアプリ、Apple M1ネイティブなど

6位 Twitterがテキストエディタのコードをオープンソースで公開、iOS用。「Twitter Text Editor」

7位 Google、オープンソースソフトウェアの脆弱性をバージョンごとにデータベース化する「OSV」(Open Source Vulnerabilities)プロジェクトを開始

8位 マイクロソフト、オープンソースの分散アプリケーションランタイム「Dapr 1.0」リリース。Kubernetes対応、サービス間メッセージング、ステート管理など提供

9位 Apple M1チップ対応のDocker Desktop、同梱のKubernetesも実行可能に

10位 「GitHubなどクラウドサービス利用の萎縮につながらないように」、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会が「GitHubに関する対応とお願い」を企業に向け発表

2021年2月の運営報告

毎月恒例の運営報告です。Google Analyticsによると、2021年2月のページビューは44万3552、ユニークユーザー数は24万2342でした。

3月は春分の日の3月20日が土曜日にあたるせいで、祝日による休日がひとつもない月になってしまいましたが、今月も頑張ってよい記事をお届けしていきます。引き続きご愛読のほど、よろしくおねがいします。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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