DenoがJavaScriptの標準化を行うTC39ワーキンググループに参加を発表

2021年12月14日

Node.jsの作者であるライアン・ダール(Ryan Dahl)氏が新たに立ち上げ、サーバサイドでJavaScript/TypeScriptを実行するためのオープンソースのフレームワーク「Deno」と、その分散ホスティングである「Deno Deploy」を提供する「Deno Company」はECMAインターナショナルに加盟し、JavaScriptの標準化を行うTC39ワーキンググループに参加することを発表しました

DenoはTC39ワーキンググループの参加によって、JavaScriptを誰にとってもよいものに改善していくとともに、特にサーバサイドJavaScriptの改善に力を入れたいとしています。

その上で、まもなく以下の改善に取り組みたいとのこと。

  • Better support for non-JS assets in the ES module graph
    ECMAScriptモジュールグラフにおける非JavaScriptのアセットのサポート強化
  • Better support for explicit resource management
    明示的なリソース管理のサポート強化
  • More extensive standard library functions for (async) iteration
    (非同期な)イテレーションのための、より拡張可能な標準ライブラリ関数

また、TypeScriptについても今後さらにJavaScriptとの整合性を改善していきたいとしています。

Tags: JavaScript プログラミング言語 Deno

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Junichi Niino(jniino)
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