「MongoDB 4.4」ベータ登場。データを統合するUNION対応、シャードキーの動的変更、最速レスポンスのためのヘッジドリードなど新機能

2020年6月11日

NoSQLデータベースの代表的な製品の1つであるドキュメントデータベース「MongoDB」の最新版となる「MongoDB 4.4」のベータ版がリリースされました

発表は同社がオンラインで開催したイベント「MongoDB.Live 2020」で行われました。

fig

MongoDB 4.4の主な新機能は、以下のようなものです。

Union
MongoDB Query Languageを拡張し、複数のコレクションを1つの結果セットにまとめることが可能に。

Refinable Shard keys
データをクラスタ内の複数データベースへ分散させるキーとなる「シャードキー」(shard Keys)が、データベースを止めることなく、いつでも変更し最適用可能に。

Hedged Reads
複数のレプリカサーバに対して読み取りリクエストを同時に送信し、もっとも早く返された結果をそのまま採用することで、レイテンシの最小化を実現。

そのほかRustとSwiftに対応したデータベースドライバなども用意されました。

MongoDB.Live 2020

Tags: NoSQL データベース MongoDB

このエントリーをはてなブックマークに追加
ツイート
follow us in feedly





タグクラウド

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本