HPE、2020年までに全製品を「as-a-Service」で提供すると発表。HPE Discover 2019 Las Vegas

2019年6月24日

Hewlett Packard Enterprise(以下HPE)は6月18日、ラスベガスで開催したイベント「HPE Discover 2019 Las Vegas」において、2020年までに同社が提供する製品すべてをas-a-Serviceで提供すると発表しました

基調講演に立つ同社プレジデント兼CEOのアントニオ・ネリ(Antnio Neri)氏。

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「この3年で、HPEはコンサンプションドリブンカンパニー(従量課金指向の企業)となる。われわれが提供するものすべてがas-a-Serviceになるのだ」

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「私たちはIT業界の次章を定義する。

まず、ソフトウェアはすべてサブスクリプションモデルになる。

そしてオンプレミスのセルフサービスソリューションは、ペイ・パー・ユースで自動化されたセキュアなマネージドサービスとなり、「HPE GreenLake」が弊社全体のエッジおよびクラウドソリューションを包括するブランドとなる。

HPE GreenLakeでは、ペイパーユースもしくはサブスクリプションベースを選択でき、フルマネージドで提供される」

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すべてをas-a-Serviceとして提供する

HP GreenLakeはミッドマーケットや無線LANであるArubaにも適用されるとネリCEO。

「ミッドマーケット向けのGreenlakeは目的特化型のソリューションとして、仮想化、Container-as-a-Service、ストレージ、Database-as-a-Service、Backu-as-a-Service、Private Cloud-as-a-Serviceなどさまざまな形式で、お客様のデータセンターにおいて、あるいはもしデータセンターをお持ちでなければ、コロケーションパートナーであるCyrusOneやEquinixを通じて提供される」

「HPE GreenLake for Arubaは、Network-as-a-Serviceとして提供され、エッジソリューションを実現する。

このソリューションは堅牢なエッジにおけるインフラストラクチャーをもたらし、Arubaのネットワーク接続とセキュリティは集中管理されマネージドサービスとして提供される。」

HPE GreenLakeはもともと、オンプレミス向けのプライベートクラウドソリューションなどを従量課金で提供する際の同社のブランドでした。

今回の発表は、同社が全社的にサービスソリューションへコミットすると同時に、それに合わせてGreenLakeブランドを拡大したものといえます。

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Junichi Niino(jniino)
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