Googleの「Cloud Run」が正式サービスに。KnativeベースでDockerコンテナをサーバレスとして実行

2019年11月28日

Googleは、Dockerコンテナをサーバレス環境で実行できる新サービス「Cloud Run」を正式サービスとしてリリースしたと発表しました

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Cloud Runは今年4月に行われた「Google Cloud Next '19」で発表された新サービス

fig2Google Cloud Next '19でのCloud Run発表時の様子

Cloud RunはHTTPでアクセス可能なステートレスなサービスを提供するコンテナを、サーバレス環境で実行可能なサービスです。

すなわち、負荷がない場合にはサービスはまったく起動されず、負荷に応じて自動的にスケール。Dockerコンテナであれば、どんな言語で作られたサービスであっても関係なく利用できます。

課金もおよそ100ミリ秒ごとに、起動しているサービス数などによって計算されます。

また、Cloud RunはKubernetes上でサーバレスコンピューティング環境を実現するフレームワークとしてGoogleがオープンソースとして開発しているKnativeをベースにしています。

Anthos Cloud Runによりマルチプラットフォーム上でサーバレス

Googleは、Kubernetesをクラウド基盤の抽象化レイヤとして用いることで、コンテナ化したアプリケーションをオンプレミスとクラウドのどちらでも実行可能にする、ハイブリッドクラウドおよびマルチクラウドのためのプラットフォーム「Anthos」のうえでCloud Runを実現する「Anthos Cloud Run」も正式サービスとしました。

AnthosはGoogle Cloudだけでなく、Googleが認証したオンプレミス用のサーバ構成、そしてAWSのKubernetes環境でも稼働し、Google Cloudによってマネージドサービスとして運営されます。

そのため、Anthos Cloud Runを利用することで、Google Cloud、AWS、オンプレミスなどAnthosが稼働するどのプラットフォームにおいてもDockerコンテナをサーバレスとして運用できるようになります。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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