マイクロソフト、Windowsアプリ開発者向け「Desktop Application Analytics」提供開始。アプリのインストール数やクラッシュの原因などの統計情報を把握

2018年1月30日


マイクロソフトは、Windowsデスクトップアプリケーションの開発者が自分のアプリケーションのインストール数や、クラッシュした原因やそのときのOSのバージョンなどを把握できる「Windows Desktop Program for Desktop Application Analytics」の開始を発表しました

fig Windows Desktop Program for Desktop Application Analyticsのダッシュボード画面。画面左には、開発したアプリケーションの一覧が表示され、選択したアプリケーションの概要として画面右には障害が発生した頻度とインストールされた数がグラフで表示されている

下記は発表から。

With these analytics, developers can better track and prioritize fixes, monitor the distribution of their application, prepare and improve the overall experience for their customers.

この分析ツールを使うことで、デベロッパーは修正すべきバグの優先度、アプリケーションがどれだけ広まっているか、そして利用者の全体的な体験の改善に向けた準備ができるでしょう。

Windows Desktop Program for Desktop Application Analyticsでおもに取得できるのは、アプリケーションのバージョンごとのインストール数の変遷、ハングアップやクラッシュといった障害発生の頻度などのヘルスステータス。地域ごとの発生頻度。

また、障害が発生したときのWindows OSのバージョンやアプリケーションのバージョン、スタックトレースなどもダッシュボードから参照可能。

fig おもな3種類の障害として、クラッシュ、ハングアップ、メモリフェイルの3つの発生頻度がグラフで表示されている
fig 1つ1つの障害の詳細までドリルダウン可能

Windows SDK for Google Analyticsと組み合わせて

マイクロソフトは、Windowsアプリの利用状況をGoogle Analyticsで分析可能にする「Windows SDK for Google Analytics」をすでにオープンソースで提供しています

これによりGoogle Analyticsでアプリケーションの使われ方などを追跡することができます。しかしクラッシュしたときの状態などを把握する機能はGoogle Analyticsにはありません。

一方、今回発表されたWindows Desktop Program for Desktop Application Analyticsは、特にアプリケーションの障害の解析に威力を発揮します。こうした追跡ツールを使い分けることで、より優れたアプリケーションを実現するためのさまざまなフィードバックを開発者が正しく得ることができるようになるはずです。

Windows Desktop Program for Desktop Application Analyticsの利用は、Windows Desktop Programにサインアップして、アプリケーションの登録を行う必要があります。利用料は無料です。

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