Google CloudのHTTPSロードバランサーがQUICプロトコルに対応

2018年6月15日

Webにおける通信で使われるHTTPもしくはHTTPSは、エラー訂正機能を備え信頼性の高い通信が期待できるTCPのプロトコルをベースにしています。しかしTCPは信頼性を高めるために効率を犠牲にしている面があります。そこで、HTTPSに最適化したより効率の良いプロトコルとしてGoogleが提唱し、IETFでの標準化が進められているのがQUICプロトコルです。

QUICはラウンドトリップの短縮や通信の多重化などを実現することで、より小さなレイテンシで効率の良い通信を実現しようとしています。

すでにGoogleは同社のWebサービスやChromeブラウザでQUICの実装を進めているため、ChromeブラウザでGoogleのサービスを利用している多くの場面ですでにQUICは使われています。

そしてGoogle Cloud Platformが提供するHTTPSロードバランサーでも、QUICに対応したことが発表されました。GCPコンソールから設定することで利用可能になります。

GCP QUIC fig2

QUICを有効にした場合、WebブラウザやクライアントがQUICに対応している場合にはQUICでネゴシエーションを行い、QUICをサポートしていない場合には通常のHTTPSへ移行するとのことです。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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