Angular 4が正式リリース、Angular 2から3を飛ばして4。後方互換性を維持してより小さく高速に

2017年3月27日

オープンソースのJavaScriptフレームワークとして知られるAngularの最新バージョン「Angular 4」のリリースが発表されました

fig

1つ前のバージョンはAngular 2で、新バージョンは3を飛ばして4になったのは、Angular Routerのバージョン番号とのコンフリクトを避けるためと説明されています

Angular 4は基本的にAngular 2への後方互換性を備えており、ほとんどのアプリケーションでそのままAngular 4へバージョンアップが可能。

より小さく高速に。アニメーション機能はコアから分離

Angular 4ではフレームワーク自体がより小さく高速になったとされていますが、特にAOTコンパイラ(事前コンパイラ)の生成コードが最適化され、多くのケースで6割程度に縮小。複雑なテンプレートほど効果が大きいとのこと。

また、アニメーションパッケージがコアライブラリから分離され単独のパッケージになったため、アニメーション機能を使わない場合には小さいコアライブラリのままで済むようになりました。

新機能として、ngif文に対してelseが使えるようになっています。

今後、Angularはおおむね2カ月ごとにマイナーバージョンアップが行われ、6カ月ごとにメジャーバージョンアップが登場することになっています。つまり9月にはAngular 5がリリース予定です。

関連記事

Tags: HTML/CSS JavaScript Web技術 Angular

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly




タグクラウド(β版)

クラウド / AWS / Azure / Google Cloud
コンテナ / Docker / Kubernetes
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウド障害 / 運用・監視

プログラミング言語 / 開発ツール
JavaScript / Java / .NET / WebAssembly
HTML/CSS / Web標準

アジャイル開発 / スクラム / DevOps / CI/CD
ソフトウェアテスト・品質
ローコード/ノーコード開発

データベース / RDB / NoSQL / 機械学習・AI
Oracle Database / MySQL / PostgreSQL
Office / 業務アプリケーション

ネットワーク / HTTP / QUIC / セキュリティ
OS / Windows / Linux / VMware
ハードウェア / サーバ / ストレージ

業界動向 / 働き方 / 給与・年収
編集後記 / 殿堂入り / おもしろ

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本