タブレットの販売数は過去1年で68%増の1億9500万台。シェアはAndroidが62%、iOSが36%。ガートナー

2014年3月6日

米調査会社のガートナーはワールドワイドでのタブレット販売数についての調査結果を発表しました。昨年2013年の販売総数は2012年と比較して68%増の約1億9500万台。シェアの内訳はAndroidが約62%、iOSが36%、マイクロソフトが2.1%でした。

2012年から2013年へシェアの推移を見ると、Androidが約46%から約62%へと上昇させているのに対して、iOSが約53%から36%へと減らしている点が目に付きます。

ガートナーのリサーチディレクターRoberta Cozza氏は、2013年のタブレットの成長はAndroidが原動力になったと次のように書いています。

"In 2013, tablets became a mainstream phenomenon, with a vast choice of Android-based tablets being within the budget of mainstream consumers while still offering adequate specifications,"

2013年はタブレットがメインストリームとなった年だ。それは消費者の予算内でAndroidが大幅な選択肢を適切な仕様として提供したことによるものだといえる。

ベンダ別ではアップルがトップ。2位との差は縮まっている

OS別の集計ではAndroidに大きな差を付けられているiOSですが、ベンダ別に集計するとアップルは以前として他を引き離してトップに位置しています。

しかしSamsungがシェアを大幅に伸ばしているなど、2012年では過半数だったシェアが36%に低下しています。

ガートナーは2014年がベンダーにとって、ハードウェアのコストだけでなくユーザー体験などのテクノロジーとエコシステムの価値が重要になる年だとしています。

Tags: 業界動向 モバイル

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Junichi Niino(jniino)
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