jQuery Mobile 1.3が今晩正式リリース予定。JavaScript MVCフレームワークのEmberは1.0RCが公開

2013年2月18日

現在リリース候補版が公開されているjQuery Mobile 1.3は、レスポンシブなテーブルやグリッドに対応し、横幅に応じてレイアウトが柔軟に変化。レンジスライダーやパネルのような新しいユーザーインターフェイスの要素が追加されるなど、比較的大胆なバージョンアップとなります。

Mobile – jQuery Project

参考:jQuery Mobile 1.3β公開。レスポンシブなテーブル、グリッド、追加コンポーネントなど大幅強化

そのjQuery Mobile 1.3の正式版が、日本時間で今晩公開される予定です。先週2月14日に行われたjQuery Mobile Team Meetingの議事録によると、「1.3.0 Final release still on track on Monday the 18th, blog post draft is roughed out」(1.3.0ファイナルリリースは18日月曜日の予定通りで、ブログにポストするラフも出てきた)ということで、この土日に大きな変更がなければ、西海岸の18日、日本時間の今夜に無事にリリースされることになるでしょう。

jQuery Mobile 1.3正式版でのもう1つの大きな変化は、jQuery 1.9とjQuery 2.0を標準のjQueryとしてサポート予定だということです。

特にjQuery 2.0はこれまでの古いブラウザサポートを捨てて、モダンブラウザのみに最適化したものとなるため、jQuery Mobileにとって本当の意味でモバイル向けにふさわしいライブラリとなる環境が整うことになります。

Emberもリリース候補版が公開

JavaScriptでの大規模アプリケーション開発を支援する「JavaScript MVCフレームワーク」の1つ、Emberは正式候補版となる「Ember 1.0RC」を公開しました。

Ember.js - Ember 1.0 RC

EmberはJavaScript MVCフレームワークの中でもUIバインディング機能を含む比較的リッチなフレームワークといえます。Handlebarsというテンプレートエンジンを含んでおり、モデルのデータを変えると自動的にビューまで変わるという機能を含んでいます。

EmberはそのアイデアをRuby on RailsとBackbone.jsから受けたされており、サーバサイドではRuby on Railsと相性がいいといわれています。

あわせて読みたい

JavaScript Web技術 jQuery jQuery Mobile MVC モバイル




タグクラウド

クラウド
AWS / Azure / Google Cloud
クラウドネイティブ / サーバレス
クラウドのシェア / クラウドの障害

コンテナ型仮想化

プログラミング言語
JavaScript / Java / .NET
WebAssembly / Web標準
開発ツール / テスト・品質

アジャイル開発 / スクラム / DevOps

データベース / 機械学習・AI
RDB / NoSQL

ネットワーク / セキュリティ
HTTP / QUIC

OS / Windows / Linux / 仮想化
サーバ / ストレージ / ハードウェア

ITエンジニアの給与・年収 / 働き方

殿堂入り / おもしろ / 編集後記

全てのタグを見る

Blogger in Chief

photo of jniino

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
詳しいプロフィール

Publickeyの新着情報をチェックしませんか?
Twitterで : @Publickey
Facebookで : Publickeyのページ
RSSリーダーで : Feed

最新記事10本