paperboy&co.がRoRに対応した開発者のためのホスティングサービス「Sqale」リリース。月額980円から

2012年5月23日

レンタルサーバのロリポップや無料ブログのJUGEMなどを運営するpaperboy&co.が、Ruby on Railsなどに対応した開発者のための開発者のためのホスティングサービス「Sqale(スケール)」をリリースしました。現在クローズドβ版となっており、今後複数回に分けてユーザーを募集するとアナウンスされています。

Sqale - 開発者のためのホスティングサービス【スケール】Ruby on Rails 対応。

SqaleのWebサイトによると、Sqaleが目指すのは、開発者にとって「手っ取り早く。やりたいことだけ。」を実現できる環境の提供。アプリケーションを公開する手間や運用をできるだけ減らすことを目指しているようです。

主な特徴は以下の3つ。

  • Ruby on RailsやSinatraをはじめとするRackアプリケーションに対応
  • アプリケーション公開のためのサーバーの構築・管理が不要
  • アプリケーションの成長にあわせて、サーバーリソースの追加や解除が可能

新規アプリケーションをデプロイするとアプリケーションとして公開され、コンテナを追加することでスケールアウト可能。複数のアプリケーションのあいだでコンテナを付け替えたり、必要がなくなれば外すことも可能とのことです。

料金はアプリケーション1つにつき月額980円、15日のお試し期間があります。また、コンテナも1つにつき980円となっています。

クラウドで使えるRuby環境が続々と

Ruby on Railsに対応したPaaSといえば、以前からHerokuEngine Yardがあり、DotCloudやVMwareのCloud Foundry、Red HatのOpenShiftもJavaやPHPなどに加えてRuby on Railsも対応しています。

国内ではIIJがMogokを立ち上げていますし、日本人が西海岸で立ち上げたベンチャーfluxflexによるrackhubもあります。そして今回のSqaleの登場です。

Ruby on Railsが使える環境が続々登場している様子を見ていると、今後もさらにクラウドで使えるRuby環境が増えていくことは間違いなさそうです。

Tags: クラウド PaaS Ruby

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Junichi Niino(jniino)
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