グーグル、MySQL互換の「Google Cloud SQL」性能強化。最大でメモリ16GBへ拡張。Google Apps Scriptからも利用可能に

2012年11月12日

グーグルはGoogle App Engineで提供しているMySQL互換のデータベースサービス「Google Cloud SQL」の性能強化を明らかにしました。Google Developpers Blogにポストされたエントリ「Get started at no cost with a faster, larger Cloud SQL database」で次のように説明しています。

Get started at no cost with a faster, larger Cloud SQL database - Google Developers Blog
  • ストレージ容量が従来の10GBから最大100GBへ
  • インスタンスのメモリ容量が従来の4GBから最大16GBとなり、読み込み速度が向上
  • 非同期レプリケーションを選択可能にしたことで、書き込み速度が向上
  • 欧州データセンターで提供開始
  • Google AppsのGoogle Apps Scriptから利用可能に。Google SpreadsheetsやGoogle Siteでデータ連係など

メモリが16GB、ストレージが100GBとなって、高い性能やある程度の容量を要求される用途にも使えるようになったことはCloud SQLの本格展開の準備が整ったことを意味しているでしょう。

またCloud SQLがGoogle Appsから使えるようになったことは、例えるならExcelのバックエンドにデータベースが用意されたようなものです。クラウドだけで、フォームからデータを入力し、必要なデータを展開してスプレッドシートで読み込み分析するといったデータベースアプリケーションが開発できるようになります。ここには新しい可能性を感じるデベロッパーも多いのではないでしょうか。

来年6月まで無料トライアル提供も

Cloud SQLの価格は「Pricing」のページで公開されています。最も安価な、0.5GBメモリ、1GBストレージ、1日当たり85万I/Oで費用は1.46ドル(1ドル80円換算で約117円)/日。4GBメモリ、10GBストレージ、800万I/Oでの費用は11.71ドル(約937円)/日。最高性能の16GBメモリ、10GBストレージ、3200万I/Oでの費用は46.84ドル(約3747円)/日となっています。

また来年2013年6月1日までの期限付きで、無料のトライアル版の提供も開始しました。0.5GBのストレージとある程度のメモリを搭載したインスタンスのCloud SQLが無料で提供されるとのことです。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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